分子栄養学講師の気ままなブログ

メンタルを変えるために奮闘!
栄養のこと、健康のこと、分子栄養学や日常やつぶやきなど
気ままに綴っています

トランス脂肪酸について考える・続

2016年08月06日 | 身体・健康

トランス脂肪酸は、牛・羊肉などのお肉や牛乳・バターなどの乳製品の中にも天然に微量に含まれるものです

しかし、油脂を加工、精製する工程で人工的に作られてしまったトランス脂肪酸を多く含む食品を過剰摂取することが、身体に良いこととはとても言えなさそうです

加工油脂はたいへんに安価で長持ち

そう考えると、加工食品のみならず、お店での食事、スーパー・コンビニなでのおかずにはこうした人工的な油がたっぷり使われているということを想像するに容易いです

スーパーのお惣菜コーナーやコンビニの揚げ油なども頻繁には交換しないと思うし、安価なショートニングを使っている可能性大です

ショートニング(正式にはshortening oil)は、《short》=短いの意味のほかに、もろい、崩れるという意味があります

つまり、ショートニングを入れた油を使うことでサクサククッキー、カラッと上がった揚げ物の完成となります

安いうえに、出来栄えまで美味しくしてしまうのです

同時にそれは私たちの身体、細胞まで”もろくする”ということを決して忘れてはいけません 

 さらには、使い回しの油が酸化してるかもしれないと考えておいたほうが無難です

油は空気に触れた時点で酸化はすでにゆっくりと始まっているので、その時間が経過するほど”酸化が進んでいる油”と言えます

ポテトチップスなどのスナック菓子や、インスタント麺、冷凍食品、閉店間際に値引きされている(笑)お惣菜など…、、かなり時間が経っていそうです… 

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トランス脂肪酸について考える・続

2016年08月06日 | 身体・健康

トランス脂肪酸がもたらす害について言われていることについて少し書いてみます

アメリカで問題になっている心臓病などの心疾患・肥満リスク増大はすでにお話しした通りですが、他にも山ほどあります

動脈硬化、成人病、癌、認知症、悪玉コレステロールの増加、パーキンソン病、肌の老化、アトピー、喘息、花粉症

ここでも癌、アトピー、認知症と、〇〇の原因になる!!と本当によく耳にする病名や症状が並びました

これは、トランス脂肪酸がこれらの病気の原因・要因になるというよりかは、(もちろん原因になっているのだけれど)ここに挙げられている病気が現代人の生活習慣にきっても切り離せない病がズラリと並んでいることからも、すべては”食”に関係しているということが言えそうです

トランス脂肪酸の過剰摂取だけが原因で、これらのよく耳にする病気がこれほど並ぶわけではないと考えるのがふつうだし、病気は様々な要因が絡んでは発症するからです

もちろんそれは食に限らずに、私たちの生活、環境変化も大きく関係しているはずです(私たちの身の回りには有害物質で溢れてもいるから)とくに水銀やダイオキシンなんかも

挙げればきりがありませんが、上手に”食”を選択していけるという事と、身体に不要なものを少しでもデトックスしていくことがポイントです

デトックスについてはまた別の機会にでも書こうと思います(デトックスって、有害物質だけでなく、邪気などの陰的なエネルギーを排出するのにもとても効果的なんです)

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トランス脂肪酸について考える・続

2016年08月05日 | 身体・健康

トランス脂肪酸と聞くと、避けたほうが良さそうなイメージですが、このトランス脂肪酸は名前を変えて私たちが普段口にする多くの食品に含まれているのが事実です
代表的なマーガリン、お菓子に使われるショートニング(ちなみに、ショートケーキの”ショート”って、ショートニングからきているらしい

加工油脂ファットスプレッドなどなど、どこの家庭にもあるサラダ油にもトランス脂肪酸は含まれます

中には聞きなれない名前もあるかもしれません、ほぼすべての加工食品、スナック菓子、菓子パン、クッキー、チョコレート、アイスクリーム、ドレッシングなど

買う際に食品成分表を見てみると、必ずといっていいほど目にすると思います

 

(わたしがお世話になっているマヨネーズ、もちろん糖質制限のパン類にだって含まれています)

バターが高価な品で、一般庶民にはなかなか手が出せなかった時代、そのバターの代用品としてマーガリンが発売されると、”植物性だからバターよりヘルシーで安全”というイメージと共に大流行

マーガリンはリノール酸と呼ばれるオメガ6系の必須脂肪酸でもある油ですが、問題はその製法過程でトランス脂肪酸か造り出されてしまう、人工的な油であるということです

マーガリンが常温でも程よい柔らかさで保っていられるように作られているのに対して、油の状態で揚げ物やお菓子にそのまま使うことが出来るのがショートニングです

大量生産のために作られた食用油、その中には沢山のトランス脂肪酸が含まれているということを是非とも頭にいれておきたいです

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マックのポテトは腐らない?トランス脂肪酸について考える

2016年08月04日 | 身体・健康

つい最近わたしが大好きなマヨネーズについて書いたばかりですが→

マヨネーズ大好き宣言をしつつも…、

”トランス脂肪酸”について少し考えてみようと思います



トランス脂肪酸と聞くと、

誰もが身体に悪いというイメージを持っているとは思いますが、

わたしが一番に思い浮かぶのはマクドナルドのポテト
(マックごめんよ) 昔は散々お世話になったよ

 



車内を清掃中に、

マクドナルドのポテトが車の座席の奥の方から出てきたことはありませんか?

びっくりするくらい、

カチカチに固くなって発見されます


しかもカビひとつ生えていないというさらなる驚き

出来たてのあの美味しさも、

たったの数十分でなんだか味が変わってしまうように感じます

 

アメリカではこのトランス脂肪酸の全面規制が話題になっていますが、

日本では今のところ規制されてはいません

トランス脂肪酸の害として挙げられる心臓病の死因率が圧倒的に多いアメリカ

また肥満による社会問題の影響から、

こうした厳しい規制がかかっており、

”日本人の一日における平均摂取量とはわけが違う”

といったことも言われてはいるようですが、

果てしてどうでしょうか…?

 


肥満大国と言われるアメリカとは日本の食生活は違うからと、

本当に安心していいのでしょうか?
つづく

 

-----INDIGO塾~インディゴチルドレンたちが地球に適合しながら賢く生きていくための練習場・集まれる場~-----

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カロリーハーフにご注意

2016年08月02日 | 身体・健康
糖質制限中でもOKなマヨネーズ

"脱!糖質"な日にとって、『脂肪』は貴重なエネルギー源です

昔はマヨネーズなんて太るもと!!と、全然使わなかったけれど、糖質制限を始めた今はとってもお世話なっています
(化学調味料のことはおいておいて)

糖質制限中でもOKなマヨネーズですが、カロリーハーフマヨネーズには注意!!

昔は絶対カロリーハーフのマヨネーズを買っていたけれど、通常のマヨネーズよりハーフの方が糖質が高いんです

カロリーを抑えた分、美味しさを保つために色々と加えられるため、糖質が高くなるようです

(これは低脂肪ヨーグルトや、低脂肪牛乳なんかも同じのようです)

メーカーなんかによっても多少糖質量は変わるみたいですが、購入する際には成分表の糖質欄か、炭水化物欄をよく見比べて買うのが楽しいです

カロリーを重んじられていた一昔前の考えから、"糖質"を抑えることの認知が広まりつつある今、糖質オフマヨネーズが当たり前になるのを期待したいです

ちなみに、ハムなんかは、糖質オフのものをよく見かけるようになりました
日本ハム、ZERO Plus シリーズです
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