分子栄養学講師の気ままなブログ

メンタルを変えるために奮闘!
栄養のこと、健康のこと、分子栄養学や日常やつぶやきなど
気ままに綴っています

プロセスチーズとナチュラルチーズ

2017年03月22日 | 身体・健康

今日はわたしの大好きなチーズのお話

糖質制限をしている人は、おやつにチーズを食べる人がとっても多いです


MEC食なんてものがあるくらいですから

MEC食とは、
M=ミート
E=エッグ
C=チーズ
これらを摂る食事法のことです



乳たんぱくであるカゼインはアレルギーを引き起こしやすく(体内での炎症に繋がります)、積極的に摂るべきではないというのがここ近年言われるようになってきているとはいえ…


未だに牛乳やチーズからくる、カルシウム!元気な骨を作る!といった健康的なプラスイメージは根強いと思います


MEC食を信じて実践してる人や、糖質制限中のアイテムに毎日のようにチーズを食べている人は、そんな牛乳、チーズに対するプラスイメージからか、それらが実は危険と言われていることをあまり知りません


前置きが長くなりましたが、乳たんぱくであるカゼインの摂取をなるべく控えるように気をつけているわたしですが、大好きなチーズはやめられません


たまにご褒美でチーズを食べるのが楽しみでもあります


昔はチーズが必ず冷蔵庫にストックされていて、毎日食べていましたが、それに比べたら、たまにのご褒美なんて可愛いものです


フランスやイタリア産のチーズ、日本メーカーのスライスチーズ、モッツァレラ、おつまみやお弁当用に個装されたチーズ、甘いデザートチーズなどなど。


とにかくチーズならなんでも大好きで、本当に色々食べていました


けれど、今はプロセスチーズはあまり買いません(たまには食べるけど)


というのも、食事とわたしの心との関係を意識して食材を選ぶようになってから、プロセスチーズはある意味偽チーズであるということを知ったからです


(偽チーズは言い過ぎ?笑)


チーズが今自宅にある人は、裏の原材料を見てみて下さい


ナチュラルチーズと記載されていますか?
それとも、プロセスチーズと記載されていますか?


日本メーカーから箱詰め、または個装され売られているチーズは、ほぼプロセスチーズです


ナチュラルチーズは原材料が生乳、食塩が基本です

(写真はわたしの大好きなチーズのひとつ、ブリーチーズです).


プロセスチーズは、ナチュラルチーズに熱など加えて加工し、(それだけでは分離が起きる為)固める為に乳化剤(食品添加物)など加えたものです


プロセスチーズと書かれたチーズの原材料を見ると、生乳、食塩(チーズによってはハーブなどの香辛料)のみ!という単純な材料のナチュラルチーズとは異なり、乳化剤やら調整剤の見慣れた添加物の文字が続いているはずです


そうして、保存期間は驚くほど長くなり、チーズ本来のクセ、香りやコクといった変化はなくなり、いつでも(賞味期限内であれば)安定した変わらぬ味が楽しめる訳です


でも、考えてみると、確かにフランス、イタリア産のチーズや、日本産でも生乳と塩だけから作られた本格チーズと、しっかり固まって、(なんとなくプルンとしてる)箱に入って売られているプロセスチーズとでは、味が明らかに違いますよね


本来のナチュラルチーズが苦手な人でも、プロセスチーズは食べれたりします。。
しかも保存も効くし、便利です



要は、プロセスチーズは添加物入りということです


そんなことからも、今はナチュラルチーズを選んで食べるようにしています


そもそもわたしはクセのあるナチュラルチーズの方が好き

たまにのご褒美に、わざわざ添加物の入った偽チーズ(笑)を食べる必要はありません


プロセスチーズを今まで何も考えずに買っていたのは、とにかく安いし便利、そしてプロセスチーズはプロセスチーズで美味しい…


理由はそれだけ


プロセスチーズは安いし、クセもない分使い勝手も良く、お弁当や間食用にもってこいの為、多くの人がわたしと同じようにプロセスチーズを買い物かごに入れる率の方が高いと思います


わたしの母はチーズが苦手ですが、プロセスチーズは食べれるようで、カルシウムにと、、チーズをせっせと食べているうちのひとりです


わたしがいくらカゼインたんぱくのアレルゲンの懸念の話しをしても、チーズはカルシウムが摂れるからと、、なかなかチーズに対する鉄板イメージは覆りません


今度、プロセスチーズに含まれる、乳化剤に、カルシウムの吸収の阻害をする働きがあることを言って聞かせてみようと思います

(さらには加工の段階でトランス脂肪までも含まれてしまう)


母がカルシウム補給のつもりで摂っているチーズですが、このプロセスチーズには、大きな落とし穴があります


プロセスチーズには乳化剤が含まれていますが、この乳化剤によく使われているのはリン酸塩と呼ばれるもの


問題は、砂糖や食品添加物にも多く含まれる、このリンと言われている物質です!


このリンにはカルシウム吸収を阻害、カルシウムを不足させ、骨を弱くし、骨粗しょう症に繋がります


カルシウム補給の為に食べているつもりが、添加物によって逆にカルシウム吸収の阻害をするという、何とも滑稽な話しです


カルシウムを食事から摂りたいのならば、小魚を食べること
煮干しやかつお節からとったお出汁に味噌を溶いて、毎朝お味噌汁を飲む方がよっぽど健康的です


クセないプロセスチーズは子供のおやつやお弁当に大活躍ですが


カゼインたんぱくは控えめにするのはもちろん、チーズを食べる時は出来ればナチュラルチーズを選んで食べるのをオススメします


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化学調味料なし!手作りの小魚アーモンド

2017年03月21日 | おやつ

おやつにと、無添加の小魚(いりこ)を買ったはいいけれど、、

味はほぼ煮干し


食べると口中が煮干し臭。笑


甘くもないし、決して美味しいとは思えないから、結局食べないから全然減らない


わたしは小魚アーモンドが大好きだけれど


あれは砂糖が入っているので血糖値や糖質が気になるし、アミノ酸調味料(化学調味料)も入っているし、何より少量でなかなかのお値段します


原材料をみると、小魚の次に砂糖の言葉が目につく原材料は多いものから順番に記載されている


ということで、自分で安心材料で作ってしまえば安上がりな上、糖質も化学調味料も抑えられます

ラカントで作る小魚チップ


とっても簡単なので、糖質制限をしてる人、ダイエット中の人、添加物が気になる人


是非自分で小魚アーモンドを手作りして、間食にしてみて下さい

カルシウムたっぷりとれます


小魚アーモンドといいながら、アーモンドが家になかったので、作った小魚に、割れカシューナッツを混ぜました


ミニタッパーに詰めてお出掛け時のおやつに

粗熱がとれると多少パリパリになりますラカントは水飴のようにはならないので、多少パリパリ感は本家に劣るかもしれませんが


ちなみに、作るのが面倒な時はこちらの砂糖不使用のアーモンド&小魚も重宝します

一袋50g入って糖質は6.1g


原材料もアーモンド、片口イワシ、食塩のみのシンプルさ


共立食品さんから発売されているこちらもオススメです

共立食品 素焼きアーモンド&小魚チャック付 50g
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生きづらさと向き合う

2017年03月19日 | 発達障害

自分自身に関係ないと思うことは、人は取り組もうとは思わない…

 

それがふつうと、前回書きました

 

なんとなく生きづらいと感じている人、その原因が自分の食べている食事や生活スタイルに関係しているとは思いません

 

前回の記事でかいた、胃や腸を壊してしまった女性、発達障害の子を持つ親御さんたちのように、栄養療法に出会い、生活スタイル、食を自身で選択していくことの重要性を身につけられた人、自分にも大いに関係あると思えた人っていうのはラッキーです

 

発達障害も分子整合栄養医学(オーソモレキュラー)も、ともにその認知や正しい理解が広まらず、ふつうに生きていたらなかなかたどり着けませんから

 

うつ病や不安障害、パニック障害、対人恐怖、強迫性観念、アダルトチルドレン(AC)、統合失調症などを診断されたことがある人であれば、内科をたらい回った挙句、薬を処方されるも、一向に良くならない

 

病院通いとまではいかずとも、なんか生きづらい…、なんか自分って人と違う…

 

そんな風と感じてはいるけれど、それを誰かに相談したり、他人に話すことではない…。。と思い、心の奥に留めてしまっている人

 

そんな生きづらさを抱えた人は大勢います

 

スピリチュアル好きな人や(インディゴチルドレン含め)、HSP(ハイリーセンシティブパーソン)にしても同じです

 

生きづらいからこそ、スピリチュアルやHSPという概念へたどり着いたのだろうと思います

 

けれど、そこには生きづらさを解決する糸口は、正直言ってあまりあるとは思えません

 

そんな人たちが分子整合栄養医学にたどり着き、発達障害という代謝障害の理解を知り、わたしたちの食事や生活環境、自然環境が自分自身の心や体に実はとても影響を及ぼしている!というところには結びつかないため、、そういった理解にはたどり着けません。。

 

心と体を作る基盤が栄養素であるなんて、思いもしないはずです

 

わたしはそれがとっても悲しいと感じるんですよね

 

彼らは今日も明日も変わらずに、甘い清涼飲料片手に添加物まみれの加工食品糖質でしかない食事をとり続け、間食にチョコやスナック菓子をつまむ

 

食べていけない訳ではないけれど、一日の食事に占めるその割合があまりに多すぎるのは問題

 

だって彼らは有害物質を排出する働きが弱いんだから

 

生きづらいと感じながらも職場や学校で涙をこらえ…。。それでも必死で生きている。。

 

そのストレスで何らかの依存に走る傾向はさらに強くなるといった悪循環…

 

それじゃあ絶対に、少しも変わりません

 

その食スタイルと生活スタイルを見直すことが、その苦しさから抜けるための一番の近道なのです

 

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生きづらさと食事と生活スタイルの重要性

2017年03月18日 | 発達障害

前回は、グルタチオン代謝をたとえにして、生きづらい人や発達障害の人、現代人の生活スタイルとの関係性について少し書きました

 

わたしたち一人一人の身体は、それぞれ個人差がありながらも、生きていくために代謝を繰り返しています

 

この代謝過程において、(一人一人の遺伝子を基盤にしつつも)本当にいろいろなことが絡み合い、それが身体や心、脳にと…、とても影響を及ぼしているのです

 

そうしてその結果に今のあなたの心や健康状態が出来上がっていると言ってもいいと思います

 

グルタチオンの働きが弱い人、心身の不調がある人、もしくは生きづらい発達障害人たち…。

そんな人たちがグルタチオンのサプリだけを飲んで、解毒の働きを補えばそれで生きづらさが改善されるかというと、残念ながらそれだけで改善!ということはあり得ないでしょう

 

グルタチオンのサプリを飲むよりも、体内でグルタチオン合成の働きを高める必要があるといえるし、その為には、ひとつのことだけをやっていればそれで良しということはないのです


ひとつのことだけやっていればよい訳ではない…

 

↑これって、なかなか気負いと根気がいることだと思います。。

 

そんな気合と根気がいることを、なぜできるのか?なぜやろうと思うのか?

 

これには、わたしがいつもとっても思うことがあります

 

例えば、身体の不調があって分子整合栄養医学に奇跡的にたどり着けた人は、オーソモレキュラーという薬に頼らない治療を受けることになると思います(受けないにしても、そういった学問があることをまずは知ることができます)

 

それによって、食と生活スタイルの重要性を複合的に学ぶ機会に恵まれます

 

(ほとんどの人は、自分の食べたものが心を作っているなどとは到底思いません

 

自分に関係あると思えないと、食事も生活スタイルも見直そうとは思わないのがふつうです

 

以前知り合った、分子整合栄養医学の考えに基づく食事療法を実施しているわたしと同世代の女の子に、

「どうして栄養療法をすることになったの?」

と聞く機会がありました

 

(わたしの周りに、分子整合栄養医学、オーソモレキュラーという言葉を知っている人はほとんどいませんから…

 

どうやらその彼女は、ある時から突然、食事をすると胃に激痛がはしるようになって、食事が一切できなくなってしまったといいます

 

原因がわからずに病院を渡り歩いた結果、溝口徹先生の病院にたどり着き、(溝口先生といえば、分子整合栄養医学の大御所)サプリメントの摂取や糖質制限をすすめられ、実施するようになったと言っていました

 

以前の食生活を聞くと、砂糖たっぷりの甘いものや炭水化物しか食べていなかったと言っていました←昔のわたしと一緒~

 

現在は特に病院には通わずに、自分でサプリを選んで、個人で購入したり、食事に気を付けているだけだと言っていました

 

現在の体調は良好のようです

 

分子整合栄養医学に基づく治療は、行っている病院が少ないことに加え、保険適用されません

 

検査代も、病院で勧められる医療用サプリも、決して安くありません

 

そのため、病院に通い続けるのはなかか経済的負担が大きいのです

 

オーソモレキュラーの病院高いよね~!と二人で言い合い、笑ってしまいましたが、彼女も自身の不調によって、食の在り方についてその重要性を自覚しています

 

彼のために、和食の料理教室に通い、頑張って花嫁修業中のようでした

 

彼女はきっと、将来子供と旦那さんに、栄養いっぱいの愛情こもった料理を作る素敵な奥さんになると思います

 

いくら病院に通って、いくら質の良いサプリを購入しても、医師の目の届かない日々の食生活、生活スタイルによって、患者さんの効果はかなりの差があると、分子整合栄養医学従事の先生方は口を揃えて言うそうです

 

それは、ある意味では、病院にずっと通い続けなくとも、自分の意識の向け方と勉強次第では充分に効果を出していけるとも言い換えれると思います

 

また、発達障害の人が身近にいる人であれば、もしくは発達障害の子供をもつ親御さんは(勉強熱心な人に限るけれど)、ご自身のお子さんをなんとか良くしてあげたい一心で、その原因や対処法について徹底的に必死で調べ上げると思います

 

そうして、分子整合栄養医学(オーソモレキュラー)、栄養療法が、発達障害のひとにとって有効であるという理解を得られることになります

 

(悲しいことに、わが子が発達障害と診断を受けているにも関わらずに、分子整合栄養医学による食事療法が発達障害に効果的であるということを知りもしない親御さんもなかにはいる現実があります一体いつ常識なるほどに広まるのだろう…

 

理解を得たならば、自分の子供が少しでも良くなるならばと、食にも気を付けるし、白砂糖を子供にあたえることは極力避けたいと願い、やたらむやみに与えることはしない

 

食事は基本手作り中心になります

 

そんな発達障害の子を持つ親御さんたちの多くは体の仕組み、代謝の仕組みを本当によく知っていて、インターネットを介してブログなどでもその重要性や体験談を書いている人が大勢います

 

わたしもそういった人たちのブログを見て、とても勉強になり、医師顔負けの知識力にわたしはよくうなっています

 

胃を壊してしまった彼女をはじめ、こういった人たちは、自分自身、または家族の実体験を通して、食の重要性や生活環境の選択の重要性の理解を得てきたといえると思います

 

自分に関係あったから、そういった理解にたどり着き、現在も実施することができていると思うのです

 

生きづらい人は特に、その生きづらさの原因の一つに代謝障害という理解を入れることで、自分が取り組んでいけるものが見えてくるかもしれません

 

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解毒と抗酸化を担うグルタチオン!発達障害とグルタチオン代謝の関係

2017年03月16日 | 発達障害

生きづらさと合成洗剤のことについて前回書きましたが、自分が発達障害の気があるのか…ないのか…?

 

は、さておき

 

ひとりひとりの身体の代謝の仕組みや働きに個人差があるのは当然です

 

体内に入り込んだ(または曝される)有害物質に対して、過敏に反応しやすかったり、ため込みやすかったりというその度合いは、ひとりひとりの身体によって全く異なってくるわけです

 

前回記事でも少し触れましたが、人体において有害物質の排出に関与しているのは、(グルタミン酸・システイン・グリシン)という3つのアミノ酸から構成されている、グルタチオンという化合物です

 

グルタチオンは、身体にとって不要なものを排出するという解毒作用の役割と、活性酸素(フリーラジカル)を除去するための抗酸化の働きをしてくれるものです

(活性酸素の大量の発生源であるミトコンドリアでグルタチオンは頑張って働いてくれています活性酸素は老化の大敵ですよ

 

健康ブームの追い風のお陰か、抗酸化!フリーラジカル!と、世間一般でもようやく騒がれ、耳にしたことがある人は多いと思います

 

人の体内って本当に凄いです

 

このグルタチオンは、活性酸素を除去してくれる働きをすることからも、全ての人の細胞内で共通して作られる、いわば天然の”抗酸化剤”と言えるわけです

 

体質、遺伝、年齢になどによっても変化するとはいえ、細胞の中でさながら天然の抗酸化剤を作り出す機能がヒトには備わっている訳ですから

 

とは言え、その働きにはかなりの個人差があるということを忘れてはいけません

 

現に、発達障害と診断される子供たちのグルタチオンを調べると、不活性型グルタチオンが多くて、活性化グルタチオンは極端に少ないというのです

 

さらに健常児のグルタチオンを調べると、活性化グルタチオンが多く、不活性型グルタチオンは少ないと言う、対照的な検査結果になっているそうです

 

自閉症の発症の原因としてよく話題にでるのがワクチン接種の問題です

 

幼いころに受けたワクチン接種が、”自閉症の原因”という説が言われる所以としては、ワクチンに含まれるある種の水銀(ワクチンの防腐剤として水銀が使われているそうです)が、そういった解毒作用の働きが弱い子供たちにとっては脳の神経系の発達や働きに問題を生じさせてしまった!!ということだと思います

 

以前にも少し書きましたが、同じく水銀が関係していると言われる水俣病

 

同じような生活を送っていたのにも関わらず、水俣病を発症する人、しない人と同様にして、ワクチンを接種してもなんともない子供たちだっています

 

そう考えると、ワクチンが原因というよりも、水銀を含むワクチン接種に直接的な因果関係はなく、発達障害のひとつの引き金であり、要因に過ぎないと言えるのではないかとわたしは思います

 

代謝障害は何か一つのことが原因で引き起されるものではないと思うし、遺伝の上に成り立つ生活スタイル、生活習慣でも十分変わると思うからです

 

そもそもそういった体質の子どもたちな訳ですから、いつどこで、なにが引き金になり要因になってしまうかは、誰にも分かりようがありません

 

さて、自閉症の話はここまでにして、グルタチオンは主に肝臓で作られます

 

肝臓系に効くというサプリメントを飲んでいる人は、その裏の原材料を見ていただくとグルタチオン、もしくはグルタミンやシステイン、グリシンなどといった文字を見つけられるかもしれません

 

活性化グルタチオンが少ない人は、グルタチオンのサプリメントを摂取するなどして、肝臓のサポートをしてあげることも多少効果的です

(添加物などの多い、あまり質の良くないサプリメンを飲めば、その解毒の為に逆に肝臓を疲労させることに繋がりかねませんので注意が必要!!また、吸収率が高められたリポソーマル型での摂取が尚良し

 

現代人の肝臓が弱っているのは、医薬品の普及、保存料や防腐剤、添加物の多い食品の摂取が増えていることや、人口飼育、養殖された食品に含まれる抗生剤などの解毒にと、、(もちろんアルコールの過剰摂取もね

 

大気汚染などによって自然と暴露される生活環境に限らずに、このように知らず知らずのうちに自らの行動によって肝臓を疲労させてしまっているとも考えらるのです

 

肝臓で作られたグルタチオンはせっせと働いてくれているかもしれません

 

お酒をよく飲む人や、タバコを吸う人、ストレスを感じやすいひとも、グルタチオンの消耗が激しいと言えます

 

肝臓は解毒に忙しく、休まる暇がありません

 

発達障害人ではない健常者の活性化グルタチオンがいくら多いとは言え、それでは作れども作れども追い付かなくなってしまします(そもそも、グルタチオンを作るための栄養素、その食事内容で足りてるかしら??)

 

ただでさえ自然環境や生活スタイルの変化によって、タバコ食品添加物トランス脂肪をはじめ…それら有害物質とわたしたちは昔に比べたら近い関係にあると言えるでしょう

 

解毒の働きを担う活性化グルタチオンが少ないひとたちにとっては、尚更意識していく必要があります

(けれどほとんどの人が生きづらさと食と、生活環境との関係を疑いもしません)

 

解毒作用の働きがただでさえ低いそんな人たちが、添加物の多い食品ばかりを食べていたらどうなるでしょう?

 

活性酸素を除去出来ないことで、ミトコンドリアの働きも低下するので、疲れやすかったり体力が続かなかったりということにも繋がります

(さらに言えばミトコンドリア機能が低下すればグルタチオンの生成レベルも低下するっていう…なんとも負のスパイラルです!!)

 

化学物質で出来た合成洗剤を使わないこと(化学物質をできるだけ避けること)食を、生活スタイルを自分自身で選択していくことの重要性をわたしは身をもってとてもとても感じています

 

今回は解毒作用について…、主にグルタチオン代謝について書いてきましたが、生きづらい人、発達障害(代謝障害のある人)のある人たちにとって、その生きづらさや心身の不良が、グルタチオンだけの問題だけではないということも、重々ご理解頂けるかと思います

 

わたしたち一人一人の代謝に深く関係しているし、本当にいろいろなことが絡み合い、それが身体や心、脳にと…、とってもとっても影響を及ぼしているのです

 

-----INDIGO塾~インディゴチルドレンたちが地球に適合しながら賢く生きていくための練習場・集まれる場~----- 女性限定次回カウンセリング対談会 4月5(水)4月15(土)

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