私は子供の頃から何故か南米にご縁がありまして。
20年以上前、南米の動物を輸入して、動物園などに渡す仕事をしていたり、今でも友人がペルーの商社にいます。
インターネットの普及に伴い、地球の裏側の事も随分解りやすくなってきた感があるのですが、実情は日本の「報道」とは随分違うようです。
まず、友人の話で驚いたのがアンデスの高地に住む人には「癌」は皆無だそうです!。
「癌」という病名を聞いただけで震えあがる都会人ですが、3000メートル以上の高地に住む人には「癌」に掛かる事が無いと言ってます。
その理由が3000メートルを越える空気の内容によるものなのか、それとも野菜(アンデスの野菜、特にジャガイモなどはしばらく置いておくと真っ白になるそうです。それほどでんぷん質が高い。)によるものなのかは解りません。
私が思うに、インターネットなどで異常な量の情報を得ている現代人と、ラジオしか無い住民とでは、随分とストレスの掛かり具合も違うと思います。
また、エルニーニョとかラニーニョとか、自分達を脅かす「現象」の報道がありますが、やはりそれらの原因を日本をはじめとする各国の報道は触れないそうです。
南米に今まで無かった「開発」の嵐、そしてそれに使用される重機や車の増え方が異常なほどだそうです。
私も八重山の小浜島によく行きますが、そこに重機が大量に運ばれてくる姿を想像するとゾッとする思いがします。
病気と都市構造。
日本は本気で考え直す時に来ているように思いませんか?。