中年期に入ると、身体に現れる最初の老化現象が「お腹が出る」事です。
腹が出るという事は、お尻の筋肉は伸び縮みする力を失って「垂れ尻」になってきます。
「尻が垂れ」、「腹が出る」と腰は硬くなってしまいます。
この3つの条件が揃うと、「老人体型」へ身体は変化を始めていくのです。
老人体型というのは、足は「外股」になり、立つと膝に大きな負担が掛かってしまいます。
上半身は丸くなり、やがて「杖」が必要になってきます。
日本人は、「尻」「腹」「腰」。
この3箇所を鍛錬しなくてはいけません。
電車の中で若い人の座っている姿勢を見ると、日本の将来が少し不安になる時があります。
この3箇所が、何故急激に力を無くしてきたのか?。
それは、便利、快適、娯楽、飽食が当たり前になった生活習慣にあります。
「鍛錬」なんて言葉、今は流行らないかもしれません。
でも、自分の生活の中に「便利過ぎるな?」と感じた事ありませんか?。
「食べ過ぎているな?」と思った事ありませんか?。
毎日パソコンやゲームに時間を費やしていませんか?。
そのような事に気づく所からスタートします。
外に出て、自分の足で歩き、パソコンやゲーム以外で頭を使い、腹7部の徹底。
これが当たり前の生活になれば、「尻」「腹」「腰」はゆっくりと年齢を重ねてくれます。