新・エンゲル係数

肥満と痛風に悩まされながらも新鮮な食ネタを捜し求めて・・・

トクホ・キリン メッツ コーラ

2012年07月23日 | 気になるネタ

今年4月24日、キリンビバレッジが発売した、食事の際の脂肪吸収を抑える“特定保健用食品(トクホ)”のコーラ「キリン メッツ コーラ」が売れている。

発売2カ月でなんと200万ケース(1ケース=24本)。先週、当初100万ケースとした年間販売目標を600万ケースと6倍に上方修正した。

 「年間100万ケースも大きな目標だったので、想定をはるかに超える数値です」と、開発に携わったマーケティング本部の光星晴信さんは、ほっとしたような表情を浮かべた。

 同社がトクホ飲料の開発に着手したのは2007年。08年に入社した光星さんは、そのチームに配属された。トクホ飲料は、市場の多くをお茶が占めるため、お茶以外の分野を検討した。「コーヒーとトクホ、これはトクホでなくていい。スポーツ系飲料とトクホ、でも当たり前すぎる」と組み合わせを吟味し、たどりついたのが「トクホでコーラ」という、一番遠い組み合わせだった。

 キリンはコーラ飲料がなく、年間1・1億ケースというコーラ市場を「羨望と共に、指をくわえて見るしかなかった」と光星さんは言う。コーラ市場は2強ブランドの寡占状態、これまでならかなわなかった。が、「トクホなら勝負になる」と判断した。

 トクホ飲料は、データ取得に1年半、認可まで最低1年と、通常の飲料開発に比べ数倍~10倍の時間と金がかかる。それでもコーラの牙城を崩せると試行錯誤が始まった。

 しかも目指すは、「トクホだけど普通にうまいコーラ」。ターゲットは、スタンダードのコーラで育ち、健康を気遣い卒業した30代以上の男性。コーラを手に、かつてのようにピザやハンバーガーなどの食事と楽しむシーンをイメージした。



 「メッツ コーラ」には、食物繊維の一種である「難消化性デキストリン」が配合されており、食事の際に一緒に飲むと脂肪の吸収を抑える働きがあるという。

 CMも「あしたのジョー」が、メッツコーラを手にピザなどパクパク、グイグイ。トクホ×コーラのインパクトが十分に伝わるものにした。

 トクホで始まった開発だが、「メッツコーラ」は価格を通常の商品より10円高いだけに抑え、コーラ市場に登場させた。トクホでコーラのインパクトは大きく、発売12カ月で2100万ケースを超え、一時、品薄状態になった。入社以来、メッツコーラ開発に携わった光星さんは、ほっとする間もない。暑い夏はこれからだ。(村上信夫)


ランチの一押し

2012年07月23日 | おいしんぼうネタ

最近嵌っている「丸亀製麺」日替わりランチ

饂飩の長さが均一なので食べやすい・・・って普通はそうだけどさ

混雑してせわしい店なので「のんびり・じっくり」一本づつ食べます。

そんな人も居ないでしょうね?

テンプラは大き過ぎで食べるのが大変でして・・・

揚げたての熱々だしさ

でも、美味しいんだよね

おむすびも出来たてで時間が印刷されています・・・12時39分


運動前や、運動の合間の摂取で疲労軽減効果

2012年07月23日 | 気になるネタ

今年、トマト関連の話題がニュースに上ることが多い。ざっと振り返っただけでも、「トマトにダイエット効果が!?」というニュースが話題になり、店頭からトマトやトマトジュースが消えた。

5月には「飲酒時にトマトを食べると、血中アルコール濃度が低下」、さらに今月に入って、「運動前や、運動の合間の摂取で疲労軽減効果」などという研究結果も発表された。

 トマトが注目を集めるなか、今月、カゴメとデルモンテがそれぞれトマトジュースのレシピ本を発売。著書『家メシ道場』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)がヒットしている、調理ユニット「給食系男子」のメンバーで編集者/フード・アクティビストの松浦達也氏がこの2冊に斬り込んだ。

 * * *
 今年、やたらとよく耳にするトマトニュースに、また新たな話題が投下された。なんと今月、カゴメとデルモンテが、それぞれトマトジュースレシピ本を発売! なんというニッチ! なんというガチンコ勝負! これは両者を徹底比較せざるを得ない。

 タイトルは双方とも「ド」がつくほどの直球型だ。カゴメは『カゴメトマトジュースレシピ』(朝日新聞出版 ※以下カゴメ)で、デルモンテは『世界で愛されているデルモンテのトマトジュースレシピ』(ワニブックス ※以下デルモンテ)。ともにオールカラー128ページ。表紙も両社の缶入りトマトジュースのデザインをモチーフとしている。判型で比較すると、カゴメは定番に近い四六変形で、デルモンテは流行の新書サイズだが、パッと見の印象は大きく変わらない。価格はカゴメ880円、デルモンテ900円(税込)と同価格帯だ。

 とはいえ、大切なのは中身である。まずは両者の構成から比較してみた。冒頭に「トマトジュース(トマト)の素晴らしさ」を持ってくるのは、企業(商品)レシピ本としてだけでなく、レシピ本としては当然の構成だ。その後、デルモンテはそのまま、カゴメは社員へのアンケート/インタビューをはさんで、いよいよレシピに突入する。

 ところが、同じトマトジュースという同じ素材を使いながらも、ここで両者の提案スタイルがクッキリと分かれる。一言で言うとカゴメは日常の料理にトマトジュースをどう使うかという提案をし、デルモンテはトマトジュースを使ったオリジナル料理を提案している。レシピゾーンを比較してみよう。

【カゴメ】 
 レシピゾーンは、ノンアルコールカクテルと、アルコール入りカクテルの提案から始まる。その後スープレシピ、アレンジできる万能レシピ、おかず、主食、デザートと続く。その中身は「マンハッタンクラムチャウダー」「うまみたっぷりトマト肉じゃが」「ハヤシライス」「キャベツとひき肉の重ね煮」、「トマトの冷やし中華」などレシピ名から料理の姿と手順が想像できるものが多い。

 実は日常使いをするレシピ本にとって、これはとても大切で、レシピ名から料理が想像できると、手をつけるハードルが格段に下がる。「ちょっぴり目先を変えた料理が、トマトジュースなら手軽に作れる」というメッセージが伝わってくる。

【デルモンテ】
 レシピゾーンはカゴメと同じくソフトドリンクからスタート。その後、スープ、主食、おかず、スイーツと続く構成はほぼ同じ。ミートソースやパエリアなど、カゴメと共通する定番レシピもあるが、目につくのはやはりオリジナルレシピだ。「トマトちらし寿司」、「白身魚のカルパッチョ トマポンジュレ」、「ホタテの美肌おろしあえ」、「焼き大根とサケのトマトみそ煮」、「牛肉のレッドアイ煮込み」など。

 トマトジュースを使うなら、手軽な料理だろうと思ってページを開いたら、特に後半は、思ったよりも手の込んだ本格オリジナル料理が並んでいた。新レシピの開発に迫られるプロの料理人にも喜ばれるかもしれない。

 どちらの本も巻末には社歴・ブランド歴が記されている。カゴメは1923年の発売以来、80年目の今年に至るまでのトマトジュース史を、デルモンテも1960年代に日本に上陸してから現在までの歩みをたどっている。

 レシピ本づくりは自分も経験あるが、本当に大変だ。その気になればターゲットはいくらでも広げることができ、構成も無限にある……ように見える。だが、メニューのネーミングや、目次、索引の作り方など、レシピ本には外してはならないとされるセオリーがあり、しかもそのセオリーがいつも正しいとは限らないという、とても厄介なシロモノだ。その上、トマトジュースという、もとの商品イメージが定着している飲料を、食材として使うレシピ本ということもあり、どちらも繊細な作りこみが行われている。

 例えば確実に解消しなければならないのが「なぜ料理にトマトジュース?」という読者が抱きそうな疑問だ。カゴメは巻頭の社員インタビューで、飲むのは苦手だったが料理には必ず使うという社員を紹介して解決し、デルモンテも巻末で「トマトジュースを使うと、料理がとっても簡単♪」と食材としてのトマトジュースを訴求している。

 ともあれこの2冊が、書店店頭で仲良く棚を確保する姿は容易に想像できる。きっとガチンコバトルどころか、両方売れるんだろうなぁ……。


あぁ~世も末じゃあ☆

2012年07月23日 | 気になるネタ

民主党・鳩山由紀夫元首相の暴走が止まらない。20日夕、鳩山氏は首相官邸前で行われた大飯原発再稼働に反対するデモに参加し、その足で官邸に乗り込んだ。

首相経験者としては、異例にもほどがある行動。最近では、9月の民主党代表選に野田佳彦首相の対抗馬擁立を示唆し、側近議員も「現状が分からなくなっている」とため息をつく始末。制御不能の“ルーピー”(正気じゃない状態)ぶりだ。

 鳩山氏はハンドマイクを握ってあいさつした後、いきなり「皆さんの思いを伝えてきます」と宣言して、官邸の門をくぐっていった。

 しかし、肝心の野田首相は九州視察のため不在。藤村修官房長官と15分間面会し、「再稼働反対の声を首相に聞いてもらいたい」と訴えた。

 関係者によると、藤村氏は苦い表情だったという。民主党の城島光力国対委員長は「首相経験者が出るのはいかがか」と苦言を呈し、鳩山氏に近い議員は「あの目立ちたがり屋ぶりは止められない」と嘆いた。

 脱原発議員も「開いた口がふさがらない。『史上最低の首相』の座を争う鳩山氏や菅直人前首相が表に出てくると、脱原発の行動が異常に映ってしまう。おとなしくしていてほしい」と話した。

 首相経験者でありながら、鳩山氏は政局的な動きを続けている。

 鳩山氏は先月26日、消費税増税法案の衆院採決で反対したものの民主党内にとどまった。しかし、反増税の勉強会を開き、除名された小沢一郎氏との連携を視野に入れつつ、野田首相や党執行部を揺さぶっている。

 先日もインターネット番組で、9月の民主党代表選に、野田首相の対抗馬擁立を示唆したうえ、「党に残るのか、外で行動して野党的な立場から政権に正しい方向を求めるのか、決断しなければいけない時が来る」と離党までほのめかした。

 ただ、周辺議員は「小沢系が離党したので代表選での勝利は困難。現状認識もできなくなってしまった」と頭を抱えた。

 かつて、鳩山氏は「首相として仕事をした後、影響力を残すことは控えた方がいい」として、首相辞任後の政界引退まで明言していたが、とても同一人物とは思えない。

 鳩山氏の選挙区である北海道9区では、次期衆院選に自民党から五輪メダリストの堀井学氏が出馬予定だけに「選挙が厳しいから、追い詰められておかしな行動に出ている」(民主党関係者)との評もある。

 政治評論家の小林吉弥氏は「自分の成すべき仕事をした元首相は第一線から潔く退くが、志半ばで退陣に追い込まれた元首相は成仏していないのか、必死に影響力を残そうとする傾向がある。最近は1年ごとに首相が交代している。原因はさまざまあるだろうが、今後も成仏しない元首相が増える可能性は十分ある」と話している。