新・エンゲル係数

肥満と痛風に悩まされながらも新鮮な食ネタを捜し求めて・・・

210万円

2013年08月14日 | 気になるネタ

土屋アンナ(29)の初主演舞台「誓い~奇跡のシンガー~」の公演中止騒動をめぐり、舞台監督の甲斐智陽氏が起こした損害賠償請求訴訟。会見で配布された訴状からは、ここまで話がこじれるに至った経緯に加え、生々しい金銭の数字が記されている。

 甲斐氏側の賠償請求額は3026万円。主な内訳は、会場や告知などの諸経費、人件費で、中でもウエートが大きいのが、甲斐氏が被ったとされる損害だ。「演出料105万円」「脚本料105万円」「作詞作曲料105万円」に加え、「慰謝料200万円」を合わせた515万円に上る。

 訴状によると、甲斐氏が舞台原案「日本一ヘタな歌手」(光文社)の担当編集者から舞台化を打診されたのが2012年4月ごろ。同5月には著者の濱田朝美さん(31)と濱田さんの弁護士を迎える形で、4人で面会した。具体的な構想を練り始めた同10月以降の労力と、間近に迫った舞台をパーにされたことに対する精神的損害が「慰謝料」に当たるという。

 公演は、東京と大阪で計13ステージが予定され、アンナが参加すべき稽古は12回あった。チケット料金は前売り7000円~、当日8000円~と決して安くはないが、アンナが公演終了後に受け取る予定だったギャラは、210万円だった。

「土屋アンナの舞台経験はこれまでにまだ1回。主演も初めてとはいえ、知名度や話題性を考慮すると、ずいぶんとギャラを抑えた印象です。国内外の映画賞を受賞した40代女優の場合、20ステージに稽古なども含めたトータルで1000万円は下らない。知人の付き合いなんかで友情出演するマイナー演劇でさえ、1ステージ30万円ほど。一概に同列では比べられませんが、ビジネスとして見る限り、土屋アンナの待遇は厳しいものがあります」(興行に詳しい関係者)

 第1回の公判は9月中になるとみられるが、甲斐氏側は、騒動後のアンナの言動に対する名誉毀損などについて、この訴訟とは別に請求するという。いよいよ、ドロ沼の法廷闘争が幕を開ける。


スカッとして月曜から仕事だ☆

2013年08月14日 | 気になるネタ

「やられたら倍返しだ」――。

“家族で一緒に見るドラマ”が主流の日曜夜9時。この時間帯では“異例”とも言われる「銀行」を舞台にしたドラマ、「半沢直樹」が人気を博している。視聴率は今年の連ドラとしては最高視聴率をたたき出している。

その理由こそ、冒頭の決めセリフを言う主人公・半沢直樹という男。大手銀行の優良支店の融資課長という、いわゆる「中間管理職」。出世争いや企業の論理に振り回されながらも、銀行のトップである「頭取」を目指す。このドラマでは、ひとりのバンカー(銀行員)の痛快な生き様が話題となっている。現在、第1部である大阪を舞台にした話が終わったばかりだが、すでにさまざまなメディアが取り上げる、今、テレビ界で最も注目されている番組だ。

ドラマの演出を手掛ける(映画で言う監督にあたる)福澤克雄氏に、「半沢直樹」のヒットの理由、魅力について聞いた。

             

平均視聴率15%を目指していた

――「半沢直樹」の大ヒットをどう見ていますか?

まったくの「想定外」でした。びっくりしています。僕らは最終回で20%を取ろうとしていたのです。「半沢直樹」は、これまでのドラマ界の常識で考えると、登場人物に女性が少なく、わかりやすく視聴率を取れるキャラクターもおらず、恋愛もないという「ないないづくし」。それに銀行という“男”の世界が舞台です。セオリーどおりなら、ドラマのメインターゲットと言われる女性は「見ない」ということになりますよね。

だから、当初は、12~13%から初めて、徐々に視聴率を上げて、最終回で20%。プロデューサーと「平均15%取りましょう!」と誓い合っていたくらいです。でも、いざ、フタを開けてみたら、女性が見ていた。テレビの常識がいかに適当だったか、マーケティングというものがいかにアテにならないか、ということでしょう。これまでの「●●がないから視聴者は見ない」という常識は、逆に言えば、「これだったら食いつくだろう」と視聴者に対してある種の「上から目線」じゃないですか。刑事物がヒットしたら、皆、刑事モノに殺到しているでしょう。

だから、「半沢直樹」は、最後は自分が面白いと思うものを作るしかないと思ったわけ。それしかないと。だから、今は2カ月、家に帰らずに撮影と編集をしています(笑)。

最初から“常識外れ”のドラマだったから、原作を書いた池井戸潤先生との最初の打ち合わせのときも「一生懸命作りますけど、たぶん当たらないですよ」と言っていたくらいです(笑)。ただ、僕はこのドラマを通して、半沢直樹という人間の生き方や面白さを描きたかった。半沢の人生はテレビにいちばん合っている「成り上がり」の物語。自分たちで本当に面白いと思った原作だったので、まだ書かれていない「半沢が頭取になるまで僕にやらせてください」と池井戸先生にお願いもしました(笑)。

■高視聴率の2つの要因

――なぜ、視聴率が取れたと思っていますか。

それは2つあります。ひとつは、原作の面白さです。もうひとつは半沢直樹を演じる堺雅人さんの演技です。これらがいい形で化学反応を起こしたのだと思います。

僕は池井戸先生の本を、直木賞を受賞した『下町ロケット』や吉川英治文学新人賞を受賞した『鉄の骨』などを含め、デビュー作からすべて読みました。ただ実は最後までこのドラマの原作である『オレたちバブル入行組』や『オレたち花のバブル組』は読めなかった。バブル入社の話で「昔はよかったぜ」という話ではないか、と勝手に思い込んでいて、あまりいいイメージがなかった。でも、実際に読んでみると、このシリーズがいちばん面白い(笑)。

とにかく余計な話を入れずに、ストレートに話がどんどん進んでいく。この作品に、昔の日本映画が持っていた「パワー」を感じたのです。だから、僕は今回のドラマ化にあたって、黒澤明監督の映画『用心棒』(1961年公開)のような作品にしたかったのです。僕の中では、「半沢直樹」は「現代版用心棒」です。

『用心棒』はテーマがなくて、とにかく「活劇」。用心棒が村にやってきて、一見して悪者がわかる村人に対し、はちゃめちゃやって、物事に片をつけて去って行く。この作品が面白くて、何回も見ながら、こういうドラマにしたいと。だから、ドラマを豪華に見せようとか、恋愛を入れようとか家族愛を描こうといった、サイドストーリーを入れることはせず、原作のように次々とテンポよく話が進むようにしました。

あとは、悪役は悪役らしく、ヒーローはヒーローらしく、わかりやすく。『用心棒』では、新田辛之吉を演じた加東大介さん、清兵衛の女房おりんを演じた山田五十鈴さんのような名優が悪役を見事に演じている。今回も、国税局の黒崎を演じている片岡愛之助さん、東田を演じる宇梶剛士さんなど、悪役としてオファーをして“わかりやすい悪役”として出演してもらっています。キャスティングは基本的にはプロデューサーがやっているのですが、小木曽役に緋田康人さんを連れてきた時は“完璧!”という感じでした(笑)。

――監督はバブル入社世代についてどう思いますか?

僕はバブル入社の少し上の世代で、バブル時代にAD(アシスタントディレクター)をしていました。当時は、今では、考えられないくらいドラマの制作費があり、バンバンカネを使っていました。その割に、いい作品が少ない。ほとんどが接待、飲食に消えたのではないでしょうか。バブル時代を謳歌した世代が、今や、1000円、2000円でうるさく言ってくる。それはイラつきますよね(笑)。

■堺さんには半沢直樹が乗り移っている!?

――もうひとつの要因は。

それは、堺雅人さんの演技です。今回のキャスティングでいちばん“ハマった”のは、堺さんですね。堺さんのキャスティングはTBS60周年記念のドラマ「南極大陸」(2011年)で一緒にやっていたので、プロデューサーとも意見が一致しました。

堺さんも原作を面白いと思っていただいて、一生懸命面白いところを抽出していただいています。現場では、堺さんとよく話し合いながらやっていますね。今では、僕以上に「半沢直樹」を熟知して、撮影所では半沢直樹が乗り移っていると感じるくらい(笑)。

ただ、この2つの要因があったら、視聴率20%取れるかというと、そうではない。最後に20%取ろうと思っていたんですから。次にこういう作品を作れと言われても、全然、自信ないですよ。

――半沢直樹の魅力は?

半沢直樹の魅力は、自分の信念を曲げないこと。そのくせ、「やられたらやり返す」というわりに、「悪かった」と言えば許してしまう。謝ってきた人は許す、結構“いいやつ”です。ただ、ひどいことをしてきたのに、謝らず、我を通してくるやつには“とことん”徹底的にやる。池井戸先生も頭取になるまで書くとおっしゃっているので、今から楽しみでしょうがないですね。

これまでのドラマでは、これという、似たような作品を思い出せませんが、個人的にはやはり映画『用心棒』ですかね。

――「倍返し」が流行語大賞という声も出ています。

もちろん重要なセリフなので印象的なシーンとしては描いていますが、流行語大賞になるなんて意識しないで作りましたよ。ただ、小説では「私は基本、性善説~」というそれまでのくだりは活字だとわかるのですが、ドラマのセリフではわからない。だから「人の善意は信じます」に変えましたね。

■日曜9時に「スカッ」としてほしい

――片岡愛之助さんがとてもいいキャラクターとしてドラマを盛り立てています。

そうですね。原作にも出てくるオネエ言葉は飛び道具じゃないですか。一歩間違えると、はじかれる。ああいう役は日本の歌舞伎役者にやってもらうしかないと(笑)。プロデューサーとも意見が一致して、これまで仕事をしたことがある愛之助さんに頼みました。でも、社内ではオネエ言葉の国税局員なんか、出さないほうがいいという意見もありましたが、押し通しました。あんな人はいないと思うのですが、原作に書いてあるから仕方がない(笑)。

――最後に、今後の「半沢直樹」、楽しみにしております。

最初は、最終回で20%とろうと思っていたので、今、夢の中にいるような感じです。ただ、今まさに撮影中なので、浮かれてもいられません。撮影も編集もしている真っ最中。まだ、5話目で、あと5話残っています。皆さんの期待を裏切らないように頑張っていきたいですね。

やっぱり「半沢直樹」を見て、日曜9時に「スカッ」と物語を楽しんでもらいたいです。だって、あんな人いないでしょ!?


北半球は世界各地で猛暑に★

2013年08月14日 | 夏ネタ

13日も最高気温40度を観測する記録的猛暑となっている日本列島だが、夏本番を迎えた北半球は世界各地で猛暑に見舞われている。ヨーロッパでは平均気温が平年値を約10度も上回り、中国は熱中症による死者が続出している。

 気象庁によると、ハンガリーの首都ブダペストでは8日、過去30年のこの時期の平年値を9度上回る平均気温30・8度、最高気温39・4度を観測。オーストリアでも平年値を10度上回るなど8月以降、ヨーロッパ中部で猛暑が続いている。

             

 AP通信によると、ハンガリー政府はノーネクタイなど、同国では異例のクールビズを職員に許可。ボスニア・ヘルツェゴビナでは猛暑で乾燥し、大規模な森林火災が発生したという。

 気温の低い高緯度帯に当たるフィンランド北部のソダンキュラでは4日、最高気温が26・5度を記録。駐日フィンランド大使館の担当者は「8月は秋の始まりなのに。一般家庭は冷房がないので困る」と話した。

 一方、中国南部の湖南省長沙は10日、最高気温が40・5度に達した。中国メディアによると上海などで少なくとも25人が熱中症とみられる症状で死亡した。

猛暑を引き起こしているのは上空1万メートル付近で地球を1周して吹いている偏西風の蛇行。猛暑の地域では偏西風が北側へ蛇行しており、南側の高温域から高気圧に覆われて気温が上昇する。偏西風は年間を通じて蛇行しているが、一定期間続くと高気圧が停滞し、猛暑になるという。

 偏西風の蛇行は大気の対流活動が影響を与えると考えられているが、詳しい要因は分かっておらず、予測するのは難しい。気象庁は「地球温暖化も猛暑の一因。異常高温は各地点で30年に1度の規模だが、世界レベルではどこかで常に起こっている」としている。


震災をどう演出?

2013年08月14日 | 気になるネタ

「じぇじぇじぇ」の台詞もすっかり世間に定着した、大人気のNHK連続ドラマ小説『あまちゃん』。週刊誌でも毎週のように“あまちゃんネタ”が取り上げられ、もはや社会現象といえる状態である。

 そんな中、盛り上がっているのが「夏ばっぱ死亡説」というストーリー予想だ。宮本信子演じる「夏ばっぱ」が東京編からナレーションを外れたことや、劇中に登場する歌『潮騒のメモリー』に「三途の川のマーメイド」という歌詞が出てくることから、「夏ばっぱは死んじゃうのでは?」というのだ。

 この“死亡予測”、最初はネットが中心だったが、最近は週刊誌もこぞって取り上げ始めた。特に熱心なのが「週刊ポスト」(小学館)で、6月28日号を皮切りに毎週のように記事を掲載している。

 例えば、7月5日号ではメディア論が専門の大学教授までが登場して、「寂しいですが、夏ばっぱ(宮本信子)は亡くなってしまうでしょう」と明言したかと思えば、翌12日号では「津波にのまれた夏ばっぱを夫の忠兵衛がマグロ漁船で救出」という、あぜんとするような視聴者の声をピックアップ。

そして、8月2日号では、「春子役の小泉今日子がロケにきていない」という情報をもとに「この『春子不在情報』が意味するのはまさか……」と、春子が震災で亡くなることを推測し、記事にしているのだ。

 フィクション作品で作中人物の死亡予想が行われることは珍しい話ではない。「死亡フラグ」という言葉があるように、ドラマはもちろん映画やマンガ、小説では「これは死ぬ前兆かも」と推測して楽しむ人も多いはずだ。

 だが、こと『あまちゃん』に関しては、ちょっと話が違うのではないだろうか。というのも、『あまちゃん』はドラマとはいえ、実在する東日本大震災の被災地が舞台になっており、こうした死亡予測もこの先、ドラマで震災が描かれることを前提にしているからだ。

 たしかに、脚本家の宮藤官九郎自身も8月7日発売の「週刊文春」(文藝春秋/8月15・22日号)のインタビューで「東北を舞台にしている以上、震災のことは書かないわけにはいかない」と語っている。だが、作家がドラマを通じて震災に向き合おうとすることと、震災で誰が死ぬかを競馬予想のように愉しむ行為とはまったく違う。

 実際、『あまちゃん』の舞台のモデルになっている久慈市は比較的被害が少なかったとはいえ、それでも2名の死者と2名の行方不明者、10名の負傷者を出しているのだ。被災者の遺族がこういう記事を目にしたとき、どんな気持ちになるのか想像したことがあるのだろうか。東日本大震災の際、「神田うのが阪神大震災の死亡者数を賭けていた」という噂が出回ったが、「週刊ポスト」はそれと同じようなことをやっているというのは言い過ぎだろうか?

 宮藤は先の「文春」インタビューで最終回について聞かれて、こうも語っている。

「予想していた結果とちがうからって、怒らないでほしいです(笑)。僕にもすごく葛藤はありました。納得してもらえる自信はあるんですけど……」

 宮城県出身で実家が被災したというだけでなく、取材で被災地にも足を運んでいる宮藤が震災とどう向き合うのか、今は黙って見守ろうではないか。
(文=本田 彩)


最少先発での200奪三振記録☆

2013年08月14日 | 気になるネタ

レンジャーズのダルビッシュ有投手(26)は敵地でのアストロズ戦で今季23回目の先発に臨み、8回1失点で12勝目(5敗)をあげた。6回途中まで“完全”、8回途中まで“ノーヒッター”の快投を演じた右腕は、メジャー自己最多15三振を奪い両リーグ単独トップの207三振で防御率は2・64。チームは2-1で競り勝ち、同一カード4連勝で8連勝となった。

 初回に味方打線が2点を先制した後、マウンドにあがったダルビッシュは3者連続三振の好スタートを切った。

 5回にはカーターから奪った8個目の三振で今季200三振に到達。チームのCEOで剛速球投手だったノーラン・ライアン氏が1989年に先発23試合目で作った「最少先発での200奪三振」記録に並んだ。

           

 しかし6回2死、それまで続けていた“完全試合”が消えた。ビラーへの2-2からの5球目、外角低めに投げ込んだスライダー。ダルビッシュ、ピアジンスキーのバッテリーはストライクと確信してベンチに下がろうとしたが、ロン・クルパ球審の判定はボール。6球目もボールで四球を許し完全試合の望みが断たれると、ピアジンスキーが球審に5球目のボールに食ってかかり、一発退場となった。

 だが捕手がソトに代わってもダルビッシュは冷静さを失わず、グロスマンをスライダーで空振り三振に抑えた。

 ノーヒットノーランの期待を受けて上がった8回。先頭ドミンゲスを見逃し三振。その直後、コーポランに初球の外角への93マイル速球を右翼席に運ばれ、速球1本に絞ったひと振りにノーヒッターの夢も消えた。それでもバーンズからメジャー自己最多の15個目の三振を奪い8回を投げ抜いた。

 この日の勝利で、レンジャーズはア・リーグ西地区2位のアスレチックスとのゲーム差1を死守した。

◆ダルビッシュ 「(六回の)四球は(打者が)振るかなと思ったけど、よく見たと思う。本塁打はすごくいい球だったが、あそこまで飛ばされたので、いい打撃をされた。(無安打無得点試合は逃したが)1勝は1勝なので」(共同)


豆腐「TOFU」

2013年08月14日 | おいしんぼうネタ

豆腐ステーキ? 舞子デラックスみたいで、何か許せないネーミング。豆腐ハンバーグも豆腐チーズケーキだって、お尻にくるものがメーンなのに、豆腐ステーキは、まんま豆腐。でも、食べたら悔しいことにおいしい…私もそろそろ改名かしら。

        

 今日のゲストは「豆腐」です。

 白くて、柔らかくて、優しくて、どこでも周りとなじめて、癖がない。いい女の条件のよう。私とは大違い。

 昔、某有名アイドルグループに誘われたとき、「食べること寝ることは好きですが、歌と団体行動が無理なのでお断りします」と答えて、有名プロデューサーさんをビックリさせた。でも、まさにその時にごちそうになった豆腐ステーキが今までで一番おいしかっただなんて、いかに食に集中していたか。田舎者の世間知らず、怖いもの知らずでしたが、豆腐のうまさは知ってました。

 お断りしてごちそうになった反省の意で、何度か豆腐の角に頭をぶつけてみたが…「食べ物よ」と母に怒られて終わる始末。誰も信じてくれないが、こう見えても私の心のもろさは寄せ豆腐並み。包みが金属なだけなんです。

 今や豆腐「TOFU」は、皆に好かれるアイドルとなり、長寿食・日本代表として世界中で有名です。

 原材料は、大豆とにがり。大豆は調理に手間がかかるが、豆腐は、その大豆の良質なタンパク質をシンプルかつストレートに摂取できる優れ食材。「畑の肉」と呼ばれるだけあり、肉並みに豊富なタンパク質だが、そのわりに低カロリーで、脂質も含み、80~90%は水分です。

 消化吸収が良く、血圧やコレステロール値を下げ、動脈硬化や心筋梗塞・狭心症などを予防できるほか、ボケ予防や記憶力・集中力アップにも効果的。これが、長寿食と呼ばれる理由。そして、大豆食品の植物性タンパク質は、絹のような滑らかな肌をつくります。ちなみに、木綿は絹よりも大豆由来のタンパク質やカルシウムが多めです。

 あなたは、なめらかソフトな“絹派”? それとも、しっかりものの“木綿派”?

 それとも、あくが強く、我も強ければ、気も強い舞子のような“臭豆腐派”? オツムと酒にはちょっと弱いと噂です。

 ■河村舞子(かわむら・まいこ) 女優・モデル。北海道出身。大学時代の生物学と食品の勉強を生かし、食と健康に関連するさまざまな活動を行う。ebook japan「一品絶品」コラムも連載中。


料理法を録画編集したDVDを・・・

2013年08月14日 | 気になるネタ

北朝鮮の“三代目”金正恩第一書記は、いかなる人物なのであろうか。ジャーナリスト・惠谷治(えや・おさむ)氏の新刊『北朝鮮はどんなふうに崩壊するのか』(小学館)には、人民の生活についてあまりにも知らなさすぎる“独裁者”の逸話が紹介されている。

 * * *
「現在、食糧事情が緊迫しているのは、人民たちがご飯にだけ執着していて、パンを食べても食事ではないと感じ、また、ご飯を食べているからだ。他の国に比べて、食糧として使われる穀類消費量がとても多い」

 金正恩は以上のように言明し、次のように語ったという(『新東亜』2013年4月号)。

「我が国の人民たちに料理の知識がなく、料理をうまく作って食べることができないなら、料理法を録画編集したDVDを制作すればいいだろう」

 金正恩は食糧事情が悪化したのは、人民がご飯(コメ)に執着しているからであり、主食以外の料理(副食)を奨励して、食糧事情を解決するよう命じているというのだ。

 フランス大革命の前、マリー・アントワネット王妃は「パンがなければ、菓子パンを食べればいいのに」と言ったという有名な逸話がある(これは創作話)。

 しかし、21世紀の金正恩は、王妃と同様に自国の実情を知らぬまま実際に言葉に出しており、創作されたものではない。これでは、「白米」を約束して果たせなかった金日成や金正日以下であり、呆れるほかはない。

※惠谷治著/『北朝鮮はどんなふうに崩壊するのか』より