ベスト率は５２。３％、１８名の高校生のうち１４名が何らかの形で「関東高校」へのキップをゲットした。裏を返せば４名の選手が「関東高校」へ行く権利を失ったことになる。
悔しい、情けない。
（関東高校へ行けない）選手本人はもっと悔しくて悲しいはず。
申し訳ない気持ちしかない。
お預かりした以上、最低限の仕事をして初めて「プロ」というのだ。プロを名乗る資格はない、コーチ失格である。
ココが最終目標ではない。
けれどもココを通過しなければアノ場所には行けないし、見えてこない。
せめてもの救いは、この大会で「関東」の権利を逃がした高３の選手が「８月の『県高校選手権』を目指してあと２ヶ月頑張る！」と言って来てくれたこと。普通ならここで「引退」となってもおかしくはないのだが、
「皆の応援が嬉しくて」
「８月は倍返しします！」
と、本日提出の彼女のログブックに書いてあった。
顔晴らせてやらないとな…、それこそコーチ失格だ。
倍返しどころじゃない、１０倍返しにしてやるよ！
ありがとう！！
そして今日は…
１ヶ月間、我々と共に練習したナツキのナルースクアッドとしての最後の日。
彼女も「関東」にコマを進められなかった選手の一人だが、記録的には２種目とも（５０自・１００自）大幅にベストタイムを更新した。この１ヶ月で得た「財産」を「次」への糧にして顔晴って欲しいと思う。
練習面でも行動面でもキツい要求ばかりしてしまったな…ごめんね。
なんか、いろいろ辛いね。
でも、それも生きてる証拠だね。
うん、もっともっと書きたいことは沢山あるのだけれど、今夜はここまで。
オヤスミナサイ。
