昨日のことがあったんですが、
昨日届いたメルマガで、日曜祭日は
閉館時間が、5:00ではなく、6:00ということで、
昼食後のんびりと墓参りをした後、
「いざ、上野へ!!!」
ところが、護国寺からバスで千駄木まで行き、
そこから、コミュニティーバス「めぐりん」に乗り換えたが、
谷中を通るため、大渋滞に巻き込まれてしまった。
そうです、今日はお彼岸の中日。
この界隈は、お寺やお墓がひしめいている地域。
お墓参りの車が、ウンカの如く湧き出してくる~
てな訳で、4時過ぎに到着予定が、
なんと5時少し前に到着。
図録だけ買って帰ろうと中に入ったら、
正門前にはきのうと同じ係員の方がいた。
お互い顔尾を見合わせ、思わず笑ってしまいました。
気を取り直し、本館地下のミュージアムショップへ。
でも、「受胎告知」を展示している特別室の前に来たら、
誰もいない。係りのお嬢さんだけ。
わん太夫:今日はもう終わりですか?
係りのお嬢さん:いえ、今日は6時迄です。お入りください!!
わん太夫::混んでいるんですか?
係りのお嬢さん::いえ、すいています!!
それじゃあ、入ろうということで中へ・・・
参考までに、メルマガの一部を紹介しておきます。
開館時間 9:30~17:00
(会期中の土・日・祝日は18:00まで、
毎週金曜日および、4月27日(金)~5月6日(日)までは20:00まで開館。
(入館は閉館の30分前まで)
http://<WBR>www.le<WBR>onardo<WBR>2007.j<WBR>p/ (展覧会公式サイト)
そのつづき
レオナルド・ダ・ヴィンチ 『受胎告知』を観ました。
特別展示室に入ると、薄暗い室内の先に、
浮かび上がっています、レオナルド・ダ・ヴィンチ 『受胎告知』が。
これは、新婚初夜の花嫁のベットに向かう花婿の心境に近いものがあります。
どんどん作品に近づいていくと、橋の上、欄干のような所に出た。
正面やや下に照明に照らし出された、世紀の傑作、
レオナルド・ダ・ヴィンチが『受胎告知』目の前に。
「おお、これが・・・」もう声が出ない。
そこに佇むことしばし ♪ d(⌒o⌒)b♪
今まで、いろいろな写真やテレビなどの画像で見たのとは、
『色彩』がまるで違う。
凛とした気品に満ちた聖母マリアのお顔の色、高貴な肌色。
今まで見てきたのは何だったんだ!!!!!
脳天にアトラス山脈が落ちてきたような衝撃が全身に走る。
やっと我に帰り、下の段まで緩やかなスロープを進んでみる。
今度は、少し見上げる感じになる。
いろいろな角度から、舐めるように覗き込む。
右下から消失点を見るのが「鑑賞のつぼ」だとか・・・
ダ・ヴィンチの『筆遣い』が手に採るように判る。
大天使ガブリエルが捧げている『白百合』の筆のタッチが
あんなにボリュームがあるとは知らなかった。
下の段では立ち止まってはいけないとの指示で、
何度も往復をしたが、10回以上、もう数え切れないぐらい・・・
とにかく、こんなにガラガラでいいのかと思うほど。
上の段に6~7人。下の段は、壁に寄りかかってみている人が、
10人ほど。
そして、『受胎告知』の前を移動しながら見ている人は5~6人。
結局、この5~6人の人たちで、行ったりきたりしているだけだった。
かれこれ、『受胎告知』の前に30分程いた。
肝心の図録を買うために、一度特別室から出て、
地下のミュージアムショップへ移動。
図録、一筆箋、レターセットを購入。
マグカップもあったのだが、描かれている画像を見たら、
マリア様の顔が今いちなので、これは自分で作ることにしよう。
未だ、閉館迄10分ほど時間があるので、平成館の方に回ってみたが、
今日の入場は諦めることに。
入口のそばでハイヴィジョン放映があったので、観ることに。
6時になっても未だ放映をしていたので、構わず見ていたら、
係りのお姉さんが来て、「途中ですが終了させていただきます」とのこと。
あれ、荷物を本館のコインロッカーに置いてあるんだ・・・
お姉さんに伝えると、本館の方に連絡をしてくれ、
平成館から本館へと、大急ぎで戻る。
誰もいない展示室を急いで戻るのは、
「ナイトミュ-ジアム」の映画の中にいるみたいで、心地よくない。
本館の正面にたどり着くと、
わん太夫の荷物を入れたコインロッカーの前で
係りの方数人でロッカーをチェックしている。
係りの方にお詫びをして荷物を取り出し、
やっと外に出ると、もうかなり薄暗くなっており、
月齢の若い薄い月が宵の明星とともに、
西の空の低い所に浮かんでいた。
お墓参りをしたためか、亡き母の加護により、
「至福の時」を過ごす事が出来た。
感謝感謝(〃⌒ー⌒〃)ゞ
池上先生、Takさん、Juliaさんありがとうございました。