演目は「面売り」、「鎌倉三大記」、「伊勢音頭恋寝刃」
この7~8年のうちでは、いずれも始めてみる演目。
面売りは軽い出し物。特にストーリーと言う程の物ではなく、見て楽しいもの。
鎌倉三大記は大坂夏の陣の真田幸村を題材としたもの。
ここはやっぱり、吉田玉男の遣う安達藤三郎実は佐々木高綱が見どころ。
伊勢音頭恋寝刃は名刀とその折り紙(鑑定書)をめぐる物語で、
凄惨な殺人事件が巻き起こされる。これだけ多くの殺人が行われる狂言も珍しいが、
これもひとえに名刀の切れ味のなせる技。文楽人形ならではの趣向も満載。
台風による大雨の中でも超満員の入りでした。
今回だけは終演後は感想会もせず、直帰でした。
http://www.ntj.jac.go.jp/schedule/kokuritsu_s/2015/9139.html