わん太夫の迷路

気ままに人生を送りたいな~、との希望的観測と共に

九月文楽公演 昼の部

2015年09月15日 10時55分59秒 | 旅行


 

演目は「面売り」、「鎌倉三大記」、「伊勢音頭恋寝刃」

この7~8年のうちでは、いずれも始めてみる演目。

面売りは軽い出し物。特にストーリーと言う程の物ではなく、見て楽しいもの。

鎌倉三大記は大坂夏の陣の真田幸村を題材としたもの。

ここはやっぱり、吉田玉男の遣う安達藤三郎実は佐々木高綱が見どころ。

伊勢音頭恋寝刃は名刀とその折り紙(鑑定書)をめぐる物語で、

凄惨な殺人事件が巻き起こされる。これだけ多くの殺人が行われる狂言も珍しいが、

これもひとえに名刀の切れ味のなせる技。文楽人形ならではの趣向も満載。

台風による大雨の中でも超満員の入りでした。

今回だけは終演後は感想会もせず、直帰でした。

http://www.ntj.jac.go.jp/schedule/kokuritsu_s/2015/9139.html