オカンとワンコ

過去と他人は変えられない 自分と未来は変えられる

雪が積もりました

2021年12月26日 07時07分06秒 | オカンのつぶやき
【画像】東の窓から見た積雪


【画像】南の窓から見た積雪

おはようございます
予報通りに雪です。
夜になってしんしんと牡丹雪が降り積もりました。
雪の朝は静かです。
とはいえ車が走り出すと、賑やかです。
大型トラックはチェーンを付けてますもんね。

スノーシュを付けて雪道散歩したいな。
店主はウキウキしとるんじゃないかな🤗




叔母のお使いとオット!の指令

2021年12月25日 18時27分40秒 | オカンのつぶやき
先日の茶店で懐かしい名前を耳にしました。

「がんす」

それは?
魚のすり身に衣をつけて揚げたお魚コロッケのことね。
店主は知らないそうですから、地域限定の呼び名ですかね。


【画像】がんす

常連さんが受けた電話は、都会で暮らすご親戚から。
「思い出したらどうしても食べたい。
 がんす、送ってくれ!」って事だそうです。
オカンもしばらく食べてなかったので、
帰りにスーパーに寄って買ってきましたわ。
ちょっと焼き戻して衣をパリパリにするのがオカン流です。
旨かったわ〜。


【画像】叔母宅の駐車場に咲いていた花

さて昨日。
久しぶりに叔母のお使いをしました。
オジサンのソックスを買ってきてほしいと。
それだけで良いの?と聞くと次々出てきました。
肌着を上下とズボン下、おじと叔母とそれぞれに2枚ずつ買ってこいと。
いつでも良いとは言うけれど、早いに越したことはない。
お正月過ぎまで残っている桃惠の薬をね、
前倒しで貰うことにして、そのついでのお使いに出ました。

頼まれた肌着を買って届けると、、、
出ました!

ついでになぁ…。

家中のレースカーテンをミラーカーテンに替えたいけん、
いつでもエエけん買ってきてって。
「いつでもエエ」のは曲者なのでね、その足で買いに行き、
買ってきたカーテンを古い物と付け替えて帰りました。
おまけにサイズ違いがあったので返品交換に再びホームセンターへ行く羽目に(トホホ)
外したカーテンからフックを外して不燃ゴミと可燃ゴミに分けなさいよってね。
そこは叔母にやってもらいます。

長い一日だったわ。

くたびれ果てて帰ったらオット!から指令です。
「重曹を買っといたけん、明日は台所の掃除をしとけぇ!」

買わんでも買い置きがよおけ有ったのに…。
なので今日の午後は台所のお掃除に費やしました。
午前ですか?
韓ドラをね、みてました。
最終回なので見ずにはおれないです。
見終わって安心したので、お昼も食べずに掃除にかかりましたよ。
やる気が出たときにやってしまわないと、
時期を外したら立ち上がれないオカンです。






「無花果の実のなるころに」

2021年12月24日 23時47分00秒 | 読書
西條奈加作「無花果の実のなるころに」を読了です。


【画像】「無花果の実のなるころに」の本


主人公は中学三年生。
一貫校なので受験はない。
両親が遠くへ転勤になり、
祖父を亡くした祖母と暮らしておる。
場所は神楽坂の履物店で、元芸者のお蔦さんが主人公の祖母です。

お蔦さん、ちゃきちゃきです。
子供だから理解できないだろう、なんてことはなく、
大事なこと大切なことは一緒に聞いたり聞かせたりの
大人対応がお蔦さんの信条です。
ここの家系は3代続けて男子がご飯を作り食べさせる。
お蔦さんは料理を一切作らないので、
主人公も三食きっかり作ります。
とはいえ粋筋のお蔦さんですから、たまには美味しいものを食べに出かけます。
この二人の関係が良いのよねぇ。

さて、お話は日々の出来事や思わぬ事件に惑ったり、
そして小さな謎解きやらがありましてね。
主人公とお蔦さんが対処していくのですよ。

主人公の望(のぞむ)くんは、怒りが頂点に達すると、
‘’スー‘’っと腹が据わるのね。
ワーギャー言わず冷静なの。
これってある意味怖いですよ。
そして迎える大団円、良かった良かった。

続編があればぜひ読みたいお話です。






「7.5グラムの奇跡」

2021年12月23日 23時42分00秒 | 読書
砥上裕將作「7.5グラムの奇跡」読了です。


【画像】「7.5グラムの奇跡」の本

眼科にかかると、まず様々に検査を受けますね。
その検査をしてくださる「視能訓練士」が主人公です。
視能訓練士という職名を初めて知りました。

新米の視能訓練士が先輩に鍛えられて成長していくお話。
眼の病名もいくつか知りました。

加齢黄斑変性はオカン兄もかかりましてね。
白内障もあったので手術を受けました。
早期退職したのも見えにくくなったからでした。

緑内障は歌手の長谷川きよしがデビューした年に知りました。
叔母はずっと目薬をさして進行を抑えています。

ヒステリーで特定の声が聴こえなくなる症状は、何かの本で知りましたけど、
精神的なことで見えないということもあるのですね。

オカンの従弟は四十代に脳梗塞の手術をしました。
見た目には後遺症らしきものもなくて安堵したのですけどね。
実は左目が見えなかったのです。
眼球そのものは大丈夫なのに見えた像が脳に届かないという説明でした。
危なくて自転車にも乗れない。
かと思うと脳腫瘍で右の眼球を摘出した人が、問題なく車を運転している。
人体の不思議、です。

不自由なく暮らしておるけど、それって有り難いことですよね。




「本を守ろうとする猫の話」

2021年12月22日 20時37分00秒 | オカンのつぶやき
夏川草介作「本を守ろうとする猫の話」を読了です。
そうそう、夏川草介といえば「神様のカルテ」です。
映像化も二度ありましたね。


【画像】「本を守ろうとする猫の話」の本

肉親とは縁が薄く、じいちゃんと二人暮らしだった主人公。
古書店をやっていたじいちゃんの葬儀が終ったあとから話が始まります。
まだ高校生なのだけど、学校には殆ど行ってない。
未成年なので、顔も知らなかった叔母に引き取られる話になっている。

スポーツができて読書好きな先輩が顧客の一人で、
古書を買いに来て、やんわりと励ましていく。
学級委員の女生徒がプリントなどを届けついでに来てさそうけど、やはり学校には行かない。

引っ越しの日が近づくある日、トラ猫が話しかけてくる。
「囚われている本を解放する手助けをして欲しい」
猫が喋る?
半信半疑だけど一緒に出かけていくのです。
そして本を開放するに至るのですけどね。
学級委員も巻き込んで何度か猫の手助け(?)をするうちに、
これからの自分が進む道を決めるのです。

“人を思う心”それを教えてくれるのが本の力

じいちゃんが古書店を開いたのもその力を信じていたからなのですね。

学級委員に請われて勧めた本に「自負と偏見」がありました。
ジェーン・オースティン作「高慢と偏見」の別題名ですね。
現代にも通じる話で読みやすかったそうです。
学級委員が難しいという感想をもったのは、
ガルシア・マルケスの「百年の孤独」でした。
新聞の書評で興味を持ちオカンも読んだけど難しかった、
というか最後まで読んだけど分からんかった。
難しいと感じるのは馴染みがないから。
それを知ることも良い経験とか。

そだね、オカンみたいにスイスイ読める本ばかりに手を伸ばしていると、
世界はちぢまって狭くなるよね。