
mA出力が小さい事もあり50mAレンジがある双興電機製作所GER-2000K試験器を使用する。

右のmA電流は試験器より出力したものだが0.05mAはボリウム落ち着かず厳しい。


mA出力を0.6に上げてみる。
この時の対地電圧6600/√3=3810V、計算値は5.85MΩとなる。

黄色マスクは仮にIo=合成電流を高圧リークメーター表示数値、Igr(対地抵抗分電流)をテスター表示に入力した時の計算値で力率、位相角などが出てくる。
マスク無しは静電容量は加味せずIgr(対地抵抗分電流)だけとして入力。
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受電状態でPASの零相変流器(ZCT)の発生mVで高圧側の絶縁抵抗低下しているのかが判る触れ込みだがmA桁もあり、そして高圧ケーブル、キュービクル機器等が持っている静電容量もある。
何れにしても定期点検で高圧絶縁抵抗測定し受電して本測定器で確認すれば、どの程度の数値となるのかは判明する。
次回は疑似的にIgr(対地抵抗分電流)+Ic(対地静電容量成分電流)のCR回路を作りIo=合成電流として高圧側の零相変流器(ZCT)に流してみる。
このR/C分離は共立電気計器IorロガーKEM5050(低圧活線メガー)を使えばOKと思われる。
以上、長々と机上の空論を語った針金電気ヤでしたオソマツ。
質問あったらコメント欄よりUP願います。