
チノーのハイブリッド記録計AL5F50-ONNだが数年間、電源は入れておらず物置の肥やしだったが、年月日、時までは正常表示、分だけを修正する。

ペン赤と緑をセット。

ムサシインテックIP-701G直流耐圧試験のmV出力で正常記録なるのかを確認する。
印加電圧は10kVを10分間。

指示表示100.9数値は印加電圧で10倍にしてkV単位に読み替える。10.09kV。
10mV=kV。
同じく0.16数値は漏洩電流で10倍にしてμA単位に読み替える。1.6μA。
10mV=μA。

テスト印加したのはPASの制御用トランス(VT)。

赤ペンが漏洩電流チャートで直流検電器にて印加電圧確認したヶ所は大地に漏れるのでピークが大きい。他、印加中は漏洩電流が無いのでフラットとなる。
通常はデータロガを使用しているが、客先が直流耐圧試験の印加グラフを見たい時など、これは直読出来るので傾向も判り便利だが所詮、流行らなくなった。
昔は、パソコンロガーなども無く三途の川を渡った御仁など直流耐圧試験時は検電して波がガタガタ振幅するのを得意げに説明していた...針金電気ヤも当時、フムフムと聞いていた。
もっとも直流耐圧試験器、ペンレコも高価なので持っている電気管理技術者もいなかった...参考になったか!。

G端子使用E方式の直流耐圧試験回路図。

G方式試験(ガード接地法による試験)
E方式試験(アース接地法による試験)←一般的な直流耐圧試験。