
PAS電源ブッシングにストンと上手く落ちて昇天する。
真上の中相クランプカバーより裸電線が見えるがカバーズレたのか?右側が電源。

PASは夏期なので開放している。

中程で地絡して肉片飛び散る。

さぞかしアークも飛び痛かっただろう...アーメン。
針金電気ヤも66kV特高変電所に勤務していた昔、3.3kV感電死亡は、このような悲惨な状態だった。
柱上部のクランプカバー隙間に鳥営巣、ヘビはこれを狙ったもの。
暑い時は茂みに潜み、日が落ち涼しくなってから活動するので夜間の地絡事故多い。
詳細は支障があるのでこれ以上のUPはブロック。

こんな時は保安管理必須アイテムのカマが便利...遠くの草むらに不法投棄?する。
施工工事業者談:コン柱からは登らず(れず)支線(カバー有り)クルクル巻き付いて目標めがけて移動し途中、電線と接触し碍子の金物とスパーク感電し落下。
★ネット検索コピー、残念だが画像無し。
スズメのひなくわえたままヘビ感電死…停電
新潟市中央区笹口付近で142戸が停電した。
東北電力新潟営業所が調べたところ、付近の電柱と高圧線の境目付近で蛇1匹が感電死しているのが見つかった。
停電は約2時間後に復旧した。
同営業所によると、蛇は体長約80センチ。
電柱の上部にはスズメの巣があり、蛇はスズメのひなをくわえたまま死んでいた。
ひなを餌として捕った後に電線に接触したとみられるという。
蛇が送電設備に接触したことが原因となった停電は、県内では例年10件前後起きているといい、今年は6件が発生している。
県内には電柱が約50万本あるが全ての電柱に蛇対策を施すことは難しく、素早く復旧させるしかないのが実情だという。
☆
後日、配電線切断して停電、クランプカバー他、交換するのでバケット車に乗りアーク痕跡とか撮影してくる。
H柱装柱、配線はPASの電源側が責任分界点では無く柱の最初の碍子受けヶ所となる。
よって、ここで地絡した場合、電力配電線と同じでPAS保護の範ちゅうとはならず波及事故扱いとなりトホホの現実。

当該の供給変電所のOVGRは当然、遮断した。
この時のVo電圧は、これは問い合わせしなければ判らない。

今回、PASの電源側なので地絡事故検知は不能だったがVo5%設定で当然、動作した時の地絡電流は2.1Aとなる。
Io設定は0.2Aなので10倍の零相電流が流れた事になる。