eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
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1線地絡事故、電力変電所の方向性地絡継電器(DGR)対地静電容量と零相電圧(Vo)の特性をみる。

2024年09月21日 | eつれづれ

このテキストを参考にエクセルで計算してみる。

地絡抵抗2000Ω、線路の静電容量2.5μFの時、発生する零相電圧(Vo)は 786.5Vで零相電流(Io)は1.85Aとなり継電器に入力される。

この時の零相電流(Io)は殆どIc(対地静電容量成分電流)だけなのが判る。

実数の地絡電流は49.16mAと小さい電流だか変電所GPTの中性点接地抵抗16kΩがあり電流を抑制しているので殆ど流れない状態である。

明日は、このエクセルで人体抵抗を3,000Ω、静電容量を0.5μF程度にして、感電した場合どの程度の電流と零相電圧(Vo)が発生して電力変電所がトリップするのかを確認してみる。

 


雨の中、藤棚より伸びたツルが電柱まで...月次点検も、これの切り離しで1時間かかる。

2024年09月21日 | eつれづれ

漸く、藤棚のツルを電柱より切り離しする。後は枯れるのを待つしかない。

何でも人が手をかけないとジャングル状態となる。

 

電力ラット柱にも大量のツルが...長いカマ常備しているが結構かかった。

後は業者を呼んで綺麗に剪定してもらう様に依頼。