エネチェンジ、市場連動型メニューへ切り替え支援 最終保障より安価に
ENECHANGE(エネチェンジ、東京都千代田区、城口洋平CEO)は17日、最終保障供給を受けている企業を対象に、市場連動型メニューへの切り替え支援を開始したと発表した。
USEN―NEXT系のU―POWER(ユーパワー、東京都品川区、高橋信太郎社長)など複数の新電力と連携し、料金見直し後の最終保障供給よりも安価な市場連動型メニューを用意。
法人向け電力支援サイト「エネチェンジbiz」限定で販売する。
電力・ガス取引監視等委員会は最終保障供給の料金体系について、日本卸電力取引所(JEPX)のエリアプライス1カ月間の平均値を反映した価格に見直す方針を決めている。
今回販売する市場連動型メニューも、エリアプライスに連動する電力量料金単価を採用。
エリアプライスを30分単位で反映していくため必ずしも新たな最終保障供給より安くなるわけではないが、基本的には安くなるように設定したという。
市場連動型プランのメリット
市場価格が安い状態が続く、もしくは市場価格が安い状態のときに電気を使うことができれば、電気料金を抑えることが可能です。
たとえば次のケースに当てはまる場合は、市場連動型プランを利用するメリットが大きいでしょう。
- 市場価格に応じて電気使用量をコントロールできる場合
- 市場価格が高騰している時間帯は家電の使い方を工夫して節電を心がけるなど、市場価格の変動に応じて電気使用量をコントロールすることで、電気料金を抑えることができます。
- 深夜から早朝までの時間帯の電気使用量が多い場合
- 市場価格は日中の需要が多い時間帯に高まり、深夜から早朝の時間帯は安くなります。そのため、深夜から早朝の時間帯に電気を使う割合が多い場合は、割安な料金単価で電気を使うことが可能です。
市場連動型プランのデメリット
市場価格を予測することは難しいために予算管理がしづらいほか、市場価格が高騰した場合のリスクヘッジが取りづらいという点は、デメリットとして挙げられます。
市場連動型プランを契約する場合、次のようなケースの対応を想定しておくことが好ましいです。
- 請求書が届くまで電気料金がわからない
- 市場連動型プランはその名のとおり、市場価格に連動するため、事前に料金単価がわからず、請求書が発行されるまで、その月の電気料金がわからないということも考えられます。
- 市場価格の高騰に対して、あらかじめリスクヘッジがしにくい
- 市場価格によっては、電気料金が高騰する恐れがあります。市場価格を予測することは、なかなか困難です。予測できたとしても、市場価格が高騰している時間帯の電気使用量を抑えることは、容易ではない場合がほとんどでしょう。
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ますます上昇必至の公共料金、エネルギーも安価に買えた時代は、盛んに電力会社を代えた方が節約なる話だったが、事業所にもヤメトケと言っていたが
...深夜の時間帯に安くされても意味が無い。
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