eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
質問等はコメント欄にて。

三相不足電圧継電器(UVR)を単相に可能か!

2021年06月25日 | eつれづれ

自家発電機設備の複合継電器(オムロン)。

三相用不足電圧継電器(UVR)を取り出す。

27PTが三相分3台ついている。

プリント基板。

裏面P1.P2.P3端子入力に27PTの3台がΔ接続?なっているカモ(確認はせず)。
これを一旦、外して単相100Vでも不足電圧継電器(UVR)試験が出来るように27PTを3台並列につないでみる。

コージェネ試験器では各相、任意に不足電圧が調整、試験出来る。



今回、不足電圧継電器(UVR)内の入力27PTを3台パラにして単相UVRとして動作するのかを試してみたが動作せずNGだった。
エネセーバー用に使用している不足電圧継電器(UVR)と同じ動作を教育用に確認したかったがトホホの結果で終わったので元に戻した。
コージェネ試験器は高価で、物置の肥やし所ではない。
6,000円程度の100/三相200V変換器(インバータ電動機用)と豆トランス200/100Vで降圧して、単相100Vでやれるものやら...もろんインバータ波形は綺麗では無いか判らないが。
1日、これで潰れた。



赤木ファイルも黒マスクで開示

2021年06月24日 | eつれづれ

「赤木ファイル」 原本開示に否定的な考え 麻生副総理・財務相
2021年6月25日 15時24分 森友学園問題
財務省が決裁文書を改ざんした経緯を自殺した近畿財務局の男性職員がまとめたいわゆる「赤木ファイル」をめぐり、男性の妻が国などを訴えた裁判でファイルの原本を示すよう求めていることについて、麻生副総理兼財務大臣は「訴訟指揮に従いながら関連する資料を適切に出してきた」と述べ、原本の開示に否定的な考えを示しました。
森友学園に関する決裁文書の改ざんに関与させられた近畿財務局の職員、赤木俊夫さんが自殺したことをめぐる裁判で、国は今週、赤木さんが職場に残した「赤木ファイル」を開示し、これに対して妻はファイルの文書がすべて開示されているのか確認するため、原本を示すよう求めています。
これについて麻生副総理兼財務大臣は25日の閣議のあとの記者会見で「個人のプライバシーの話やセキュリティーに関するところはマスキングしたが、原本としては出されたものをすべてコピーして出した。
訴訟指揮に従いながら、国としては多くの資料の中から関連するものを適切に出してきたと思っている」と述べ、原本の開示に否定的な考えを示しました。
裁判で原本を示すかどうかについては協議の結果、来月16日までに国が改めて回答することになっています。

関与した政治家、役人もシラン存ぜぬで無かった過去のことを決め込む。
ここで個人情報、プライバシーの壁を得意のマスゴミ風でマスクしたと多くのネット民からの声が!!。

支線のツルは伸びる

2021年06月23日 | eつれづれ

1ヶ月前は無かったが既にツルは支線の中程まで...見逃せば高圧機器まで到達。
保安管理もカマ、剪定ハサミは必須アイテムとなる。
今回、切れなくなったので日本製ARS電線カッター兼用をアマゾンより購入する。



物置の肥やし動作確認する

2021年06月22日 | eつれづれ

チノーのハイブリッド記録計AL5F50-ONNだが数年間、電源は入れておらず物置の肥やしだったが、年月日、時までは正常表示、分だけを修正する。

ペン赤と緑をセット。

ムサシインテックIP-701G直流耐圧試験のmV出力で正常記録なるのかを確認する。
印加電圧は10kVを10分間。

指示表示100.9数値は印加電圧で10倍にしてkV単位に読み替える。10.09kV。
10mV=kV。
同じく0.16数値は漏洩電流で10倍にしてμA単位に読み替える。1.6μA。
10mV=μA。

テスト印加したのはPASの制御用トランス(VT)。

赤ペンが漏洩電流チャートで直流検電器にて印加電圧確認したヶ所は大地に漏れるのでピークが大きい。他、印加中は漏洩電流が無いのでフラットとなる。
通常はデータロガを使用しているが、客先が直流耐圧試験の印加グラフを見たい時など、これは直読出来るので傾向も判り便利だが所詮、流行らなくなった。
昔は、パソコンロガーなども無く三途の川を渡った御仁など直流耐圧試験時は検電して波がガタガタ振幅するのを得意げに説明していた...針金電気ヤも当時、フムフムと聞いていた。
もっとも直流耐圧試験器、ペンレコも高価なので持っている電気管理技術者もいなかった...参考になったか!。

G端子使用E方式の直流耐圧試験回路図。

G方式試験(ガード接地法による試験)
E方式試験(アース接地法による試験)←一般的な直流耐圧試験。