あべちゃんの写楽生活

撮ることが楽しいのか、楽しいから撮るのか

一會庵(いちえあん)

2012年09月09日 01時19分55秒 | グルメ

今回はJR会津若松駅構内にある一會庵です。

一期一会の”会”と旧漢字の”會”がかけてあるんですね。

會は江戸時代の会津藩の表記”會津”の”會”です。

専用駐車場があるようなのですが、駅前の雑多な状態では車から

確認することができませんでした。

確認できても3台分ですから、すでに満車の可能性大です。

私はあきらめて、駅の駐車場を利用しました。

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JR会津若松駅構内ということで、

「なんだよ、駅そばかよ」

とお思い方もいらっしゃるかと思いますが、あなどるなかれ。

けっこう評判がいいんですよ。

さっそく入ってみましょう。

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駅ナカにしてはけっこう広いです。

うわっ、登山客の団体が入ってきましたよ。

ヘビーだなぁ。

駅だからしかたないか、でもいつも静かな所でそばをすすって

ますので、違和感満杯ですね。

「郷土料理」と看板に書いてありましたので、そば以外にも

会津の郷土料理が食べられるみたいですね。

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えっ?いえいえ、もちろん食べるのはそばですよ当然。

では天ざるそばを注文です。

1,100円です。一般的な平均からすると安いですよね。

100円プラスするとジャンボエビのようですが、エビだけだときつい

ので、普通の天ざるにしました。

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そばが来ました。

そばを運んで来たお姉さんに聞いたら、”あいづのかおり”だそうです。

だったら、いつもの味ですな。

あれ?一番粉のみ使用って書いてあるのに、それにしては色が黒いですね。

まぁ、どこまで一番粉にするかは店の裁量にまかされてるわけですが・・・

三番粉はとれないでしょうね、これでは。

純粋な”更科”ではありません。これだけははっきりしています。

けっこうコシがありますね、固いという表現のほうがいいくらいです。

つゆは、かつおが控えめでいいですね。

これは好みですが、私はカツオ節が遠慮してて、かえしが辛口のやつが好きです。

天ぷらは野菜中心です。

でも、身欠きニシンの天ぷらもありました、ウマーです。

 

ここでラッキーポイント発見。

普通の天ぷらにもエビが入ってる・・・小っちゃいけど。

 

オマケの小鉢は漬け物のみです。いいです1,100円ですから。

 

ここで残念ポイント発見。

そば湯がぬるい。

そば湯を持ってくるタイミングが早すぎた訳ではないので、

はじめからぬるかったとしか考えられません。ちょっと残念でした。

 

なんと、うちに帰ってから最大の疑問が発生。

営業時間が長い、いやっ、長すぎるんです。

営業時間が8:30~21:30ですよ。

駅の開閉に合わせてるんでしょうけど、そんなに長時間

手打ちそばを供給できるんですかね。

だいたい一人の職人が打つことの出来る数はがんばって50人前くらいです。

駅ですから、さすがにそれ以上のお客さんはくるでしょう。

そばがなくなったら「そば、売り切れました」と看板を出すんでしょうか。

それとも工場のようなものがあって、交代制でそばを打ってるとか・・・

店にいる間に気が付けば良かったのですが、帰ってから気が付いたので、

聞きそびれてしまいました。

いつか、聞いてみます。約束はしません、えへへ。

 

会津に観光に行く予定だけど、スケジュールがタイトで、と言う方には

お勧めします。そりゃそうですね、駅ナカだもの。

スケジュールに余裕のある方は、会津若松市内や山都町あたりに足を

運んでみた方がいいかもしれません。

ここはあくまで最後の切り札ってことで・・・