あべちゃんの写楽生活

撮ることが楽しいのか、楽しいから撮るのか

秋の兆し

2012年09月20日 23時09分46秒 | 写真

今年2回目の裏磐梯です。

年々重たい機材一式を担ぐのは辛くなってきたので、

「よし、今日は花だぁ」と決めて機材をセッティングするのですが、

ちょっとドキドキなんですよね。

はずれたらどうしよう、ってね。

それが現実になりました。

 

いつもはあまりご機嫌な天気ではないのですが、磐梯山がくっきり

じゃないですか。

仕方なく手持ち中望遠で撮影という暴挙にでました。

手ぶれ防止がないときついなぁ。

撮影データー

Canon EOS 5D MarkⅡ EF70-200mm F2.8L f5.6 AV C-PL

Img_0694

それがたまにキャノンのカメラはマヌケな画を吐き出すんですよね。

しかたなくハイライトのトーンカーブをいじってます。

昔なら現像上がりを見て”ガクッ”という状態ですね。

デジタルに感謝です。

 

ススキの穂が朝日に光っております。

100mmのマクロレンズですが、もちろん100mmの単焦点レンズとして

使えます。

ズームとは比べものにならないくらい、抜けが良いですね。

撮影データー

Canon EOS 5D MarkⅡ EF100mm macro 2.8LⅡ f4 AV

Img_0723

 

*単焦点レンズなんて使い道あるの?って思いますが、画質が

 ズームレンズとは比べものにならないくらいすばらしいです。

 ズームは全域で画質をよくしなければならず、設計が複雑です。

 結果、暗い、重い、でかい、高い、でも画質はイマイチとなります。

 ズームの利便性はすばらしいものがありますが、単焦点レンズを

 使う機会があったらぜひ試してみてください。

 キャノンユーザーではL単(高級単焦点レンズ)はレンズ沼と言われています。

 いちどはまったら、ぬけられないという意味です。

 

*誤解を招かないようにしておかなければなりませんね。

 あべちゃんの経験上、カメラやレンズがいいから良い写真が撮れたとか、

 コンテストに入賞した、ということは絶対ありません。

 可能性が広がるだけです。

 人間の感性をばかにしてはいけません。

 そんな測定器でしかわからないような差で、人間は良い悪いを判断して

 いるのではありません。

 もっと別のところで”心が動いて”いるのです。

 キャリアを積めばある程度美しい写真を撮ることができるようになります。

 しかし、それで人が感動するか、心がときめくか、という話は別なのですよ。