あべちゃんの写楽生活

撮ることが楽しいのか、楽しいから撮るのか

怒り新党に怒り心頭?

2015年06月17日 03時37分20秒 | 写真

 

4月10日放送のテレビ朝日「有吉・マツコの怒り新党」で

視聴者から次のような質問がきた。

「友人から、あなたの撮った料理の写真はおいしそうに見えない、

 と言われた。どのようにすればおいしく写すことができるでしょうか」

というものだ。

そこで、実際に2人に料理写真を撮ってもらいましょう、という運びになった。

そこで比較のためにプロカメラマンが同じ物を撮って2人の撮った

写真と比べたのだ。

 

有吉の撮った写真はパンケーキにぐっと寄って、なるほど

おいしそうに撮れている。

ツイッターでは100点だろう。

対してプロの写真は引いて全体が写るように撮っている。

躍動感、主張する感じで見れば有吉の方がうまい気がする。

しかしマツコが言った次の言葉が気になったのだ。

「なにこれ!プロの写真があまりに説明的になっている!」

えっ、それのどこがいけないの?

プロといってもみんな展覧会をやったり、写真集を出したりする

ヤツばかりじゃないんだぞ。

いつもクライアントからの難しい要求に応じている。たとえば、

客に出す料理はウソにならないように全部写せ。

料理から出る湯気も写るように。

ハンバーグはソースのジュウーと肉汁ジュワーは必須。

ドリンクは水滴つけてシズル感をだして。

箸袋の店名も写るように。

などだ。

うまそうに写すことはもちろん大事だがその前に、

どういう料理か興味を持ってもらわなければならないのだ。

私もたのまれてメニューの写真を撮ったことがあるが、大変だった。

今はデジカメですぐに画像チェックができるから。

プロカメラマンは苦笑いしていたが、はらわたは煮えくりかえって

いたろうな。

わかるよ、俺にはわかる。

プロカメラマン=芸術家じゃねえんだよ。

飯食うために写真撮ってるヤツもプロなんだよ。

イチロー以外はプロ野球選手ではないのか?そうではないだろ。

あいつ、今夜は不味い酒飲んでるだろうな。

 

私のブログの料理写真もあえて主観を入れずに説明的に撮っている。

なぜなら、私の写真などは入り口にすぎないから。

もし興味をもって行ってみたいと思ったら、どうする?

食べログあたりで詳しく調べるよね。

そこで住所や営業時間を調べて、気合いの入ったコメントを

読んで判断すればいいじゃん。

それだけのこと。

私のブログは、そこまでは要求されていないってことなんだな。