喜多方市内を運転していたら、見事な庭を発見。
これは絶対に、オープンガーデンだな。
車を降りてカメラを持って近づいていくと、オーナーとおぼしき人と
お客さんが談笑していた。
やっぱりそうだ。
「写真を撮らせてほしい」旨をオーナーに話した。
了解を得たが、条件を付けられた。
それは「ここで撮影した」ということを明らかにしないでほしい、ということだった。
なんでよ。看板まであるのに・・・
話を伺うと、以前何かのメディアに取り上げられたことがあるらしく、
老人2人では対応できないくらい人が押し寄せて、路上駐車はするわ、無断で入ってくるわで、
懲りたそうだ。
それ以来、いかなるメディアの取材も、断っているそうだ。
「知る人ぞ知る」レベルでいいそうだよ。
そうだよなあ、自分で言うのも何だが、私は会津地方の花を撮影できるポイントは
かなり押さえているつもりだが、知らなかったもん。
まあでも、取材にくるのはわかる。すごい庭だもん。
お決まりの説明付き。
まあ、庭を見せるくらいの人はプライドがあるから、撮影料と思って黙って聞きましょう(笑)。
「知らなかったです」と言ったら、「まあ、モグリねえ」だと。カチン!
「知らせてねえんだから、当たり前だろうが」と心でつぶやく。
ここでひるんだら、あべちゃんの名がすたる、よし!
「やっぱ、ダマスクローズ系は香りがいいですねえ」とジャブを繰り出す。
すると、オーナーの態度が変わった。
すかさず、スマホに保存してある過去の画像を見せる。
「うわー、すごい!きれい」とオーナー。
少しは、見直したかね?