アコログ

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ゼロ.グラビィティ

2014-02-01 19:50:16 | 映画
今年初の映画は、宇宙を体感せよ
っとのことで、3Dでゼロ・グラビティ
観てきたんでしたーーーー



冒頭の宇宙空間をふわふわ回る立体感や奥行き。
宇宙から見た、透明感溢れる蒼く美しい、地球に、
目を見張ってしまいます


地表から600キロメートル離れた宇宙で、船外作業中の
宇宙飛行士(サンドラ・ブロックとジョージ・クルーニー)を
遠くで爆破させた、衛星の破片が襲う。



シャトルから宇宙の暗闇に飛ばされ、漂流する。
冒頭での優雅な宇宙の無重力遊泳は、
生き抜くための、極限のサバイバルと化すのだ。

地球との無線は遮断され、声も届かない。
誰も助けてくれない、絶体絶命の空間。
帰る船(シャトル)は破壊され、生存者は2名のみ。



生きてくのに、必要なものが全て無い。
人間が存在できない、宇宙で自分を守るものは、その宇宙服のみ。
なのに、その宇宙服の空気すらも残り少ないのだ。

すんごい恐怖だ。。。このままじゃ窒息してまう~
映画の中の、パニクってるライアン(サンドラ)に、
空気を無闇に使っちゃダメーーって
手に汗握ってるあたしですた・・・


無音の静寂の中、唯一の生存者コワルスキー(クルーニー)の
ユーモアと温かみのある声が、緊迫感の中の宇宙で救いだったのに・・
頼りがいのある兄貴的な彼は、彼女を助けて、
自分は大好きな宇宙の彼方へと「美しいなぁ~・・・」とか言いながら
蒼い地球を見つめながら、漂いながら去ってしまう。

エェーーー!?兄さんマヂですかっ
と見てるあたしは吃驚しつつ・・・(笑)
でも、彼は定年退職なのか、宇宙とお別れしたくなかった
みたいだったから、ある意味良かったのかもしれない。。


宇宙空間の中、ひとりぼっちになってしまった、ライアン。

生きたい人と、生きなくっちゃならない人って違うと思う。

ライアンは、生きることに頓着がなかった。
無気力で、この宇宙の無重力(ゼロ・グラビティ)をふわふわ
浮いてるような、そんなため息のような人生だった。
(色々ネタバレしちゃうので、理由は書きませんw)

そんな彼女が、へこたれてちゃダメだと、
生きて帰還したいと、逆境に立ち向かい、
静から、動へ。無重力から重力(グラビティ)へ。

大地を踏みしめ、生きるってこと
いきいきとした命を感じるラストに圧巻です。


いやぁ~。これはほんっと3Dで観なくっちゃです
宇宙のゴミが漂ってて、それが命を脅かして怖いんだけど
鋭利なゴミが、こっちにまで飛んで来る!!
ひェ~っと何度目を瞑ったか…
ゴミ、怖い・・・・(TwTlll)
こんなにも、宇宙はゴミだらけなの?!って思っちゃったり
無重力に浮く、ライアンの涙の光る1粒も印象的だし。

ホント、体感型なアトラクション映画でしたよ~