アコログ

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ホドロフスキーのDUNE

2014-09-05 15:12:26 | 映画

ホドロフスキーのDUNE観た。

DUNE


「失敗が何だ。だからどうした?」
「DUNEはこの世界では夢だ。でも夢は世界を変える。」


失敗してもいい。
挑戦するんだ。



超豪華出演陣を配したにもかかわらず、
撮影前に頓挫し幻に終わった伝説の映画「DUNE」

膨大なデザイン画や絵コンテなどの資料と、
そこに関わった作り手たち戦士の
笑いと涙ありのインタビュードキュメント映画です。

後の映画、スターウォーズにエイリアンなど数々のSF映画に
思いっきり影響与えまくりの、幻のホドロフスキーのDUNE!
これを制作しなかったことが
どれほど勿体無かったか。。。

実在してないなんて....

俳優1人1人にアプローチして、
膨大な時間と労力と、愉しみを抱えた映画だったはず。

あと少しのお金を出さなかった、ハリウッドは
こんなこと考えちゃうホドロフスキー監督を恐れたのだ。

でも、世に出なかったからこそ
凝縮されたアイディアが、それぞれのSF映画の作品に
宝石のように散りばめられている



おじいさんになっても、挑戦することを諦めない。
ものすごい挫折を味わったはずなのに、
ポジティブで明るい。心に響く名言を放つ
愛すべきホドロフスキー監督に、元気をもらいました(笑)


映画を作る時は原作から自由になるべきだ。
結婚と同じようなものだ。花嫁は純白のドレスを着ている。
純白のままでは子供は作れない。脱がさなきゃダメだ。
花嫁を犯すためにね。
そうすれば自分の映画を作れる。
私はハーバートの原作をこうやって犯したんだ。
大きな愛をもってね。


なるほど....



映画の余韻に浸りたいのと
小腹が空いたのでmoku cafeで一休み

キッシュプレートとあわあわのカプチーノで
まったりな午後なのでした。