19 大祭司アンナスがイエスに尋問をしたのは、まず弟子達について、続いてイエスの教えについてであった。 アンナスの知りたかったことは何だったのだろう。人間関係に関心があったのかな
20 イエスは弟子達に話したと言わず、世に向かって公然と話したと答えた。公然と話したというのは、この夜明け前の非公開の裁判に対する皮肉でもある
21 イエスが話したことは、イエスの話を聞いた人から聞くように言った。
「彼らならわたしが話した事がらを知っています(完了形)」と言われたが、実は、この時弟子たちはイエスの語られた内容をちゃんと知っていたとは言えないのだけどなあ。
要するに、自分の目も耳で聞いて確認しなさいと言っておられるのか。
イエスは、教えの内容の弟子たちを証人にしないで、わたしから聞いた人々に尋ねるように言っている。
22 大祭司が何かを言う前に、そばにいた役人のひとりが平手でイエスを打った。
イエスが打たれた最初の時
23 イエスは大祭司に、悪いというなら、悪い証拠を示せと命令した。
正しいというなら、なぜわたしを打ったのか、と問い詰めた。
有罪にする証拠を見つけられなかった
24 アンナスは善悪の判断がつかなかったのだろう。縛ったままカヤパのところに送った。アンナスのところに連れて来られる前に兵士、千人隊長、ユダヤ人たちから送られた役員たちに縛られたまま、何もしないで、送り出したことになる
いたやかえで 板屋楓