ハレルヤ!  喜び、喜びおどろう

聖書のことばを中心に、2019年12月から、あふれる思いをブログにまとめています

一つのギリシャ語の言葉にこだわって

2020-11-14 | 喜び
ヨハネの福音書の15章13節と16節に共通して出ている言葉(ティセーミ)から黙想をしました。

15:12 わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合うこと、これがわたしの戒めです。
15:13 人がその友のためにいのちを捨てるという、これよりも大きな愛はだれも持っていません。
15:14 わたしがあなたがたに命じることをあなたがたが行うなら、あなたがたはわたしの友です。
捨てる( ティセーミ)とは、一般的によく使われる言葉ですが、13節と16節に、二回も続けて用いられているので、注目するべき言葉だと思い、黙想をしています。
辞典にある意味
①置く  衣服を脱ぐ、命を棄てる(ヨハネ10:11) (ヨハネ15:13)
②作成する、任命する (不定詞の代用)某を・・・することに定める、・・するようにしてやる(ヨハネ15:16)
15:15 わたしはもはや、あなたがたをしもべとは呼びません。しもべは主人のすることを知らないからです。わたしはあなたがたを友と呼びました。なぜなら父から聞いたことをみな、あなたがたに知らせたからです。
15:16 あなたがたがわたしを選んだのではありません。わたしがあなたがたを選び、あなたがたを任命したのです。それは、あなたがたが行って実を結び、そのあなたがたの実が残るためであり、また、あなたがたがわたしの名によって父に求めるものは何でも、父があなたがたにお与えになるためです。

14節の「命じることをあなたがたが行うなら」というのは、信仰義認に反することではなく、義とされた者が自ら進んで行なうようになることを神様は期待しておられると思います。山上の垂訓の最後に「わたしのこれらのことばを聞いてそれを行なう者はみな、岩の上に家を建てた賢い人に比べることができます。」

神様が命令しているのではなく、期待しておられるのは、
①伝道して弟子づくりを実際に行動に移していくこと
②その働きに必要なものを父なる神に求め、豊かに与えられること。


神様から任命された働きをする場合は、中途半端な従い方ではなく、自我を捨てて、命をかける程の信仰と熱心を持って成して行くことを、神は期待しておられるようです。そのための必要も報いも十分に与えてくださる祝福に満ちた働きです。
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