唯識とは
法相宗の根本教義、唯心とも一切の諸法はみな心識の転変によるもの心識のみ実有である
「心外無別法」の立場である。
六識―眼、耳、鼻、舌、身、意、の総称である。その根源は第七末那識と第八阿頼耶識のはた
らきがある。
未那識―私であり私の物だ、自我を思い込む。
阿頼耶識―過去の認識や経験を蓄積にて潜在的な力を持っており主体を根底より支えている。
阿摩羅識―質の転換(転依)すなわち(無垢識、真如識)けがれが無くなったものです。
なかなか難しいものです。これが分かれば全て悟られます。
天台宗では、この点について妙法蓮華経、の方便品、譬喩品と同じだと思います。