皆さま、こんにちは。
今日から3月。2013年も、もう2ヶ月過ぎてしまったのですね。
昨日はとても温かな おでかけ日和でしたが、本日は一転
生憎の天候ですね。
本日は、高校の卒業式だそうで、娘は部活の先輩にプレゼントするという
色紙や色々なものを 大きな袋に入れて出かけました。
さて、ただ今開催中の『一居孝明展』の作品たちを、引き続きご紹介します。
まずは こちら
写真のような細かな表現で表した「室津」の風景画。ここにもスズメが一羽。
一居さんがスズメを 画面に入れるようになったのは、ここ数年前からだそうで
以前の作品には いなかったそうです。
写真と見紛うほどの細密な描写と、画面左側の 写生中に雨が降って滴が垂れたのか…と
思うような水滴の垂れたあとを、わざわざ描き込む意図は何ですか?と伺いましたら
「特に具象画は細密に描けば描くほど、写真と何が違うのか…という思いに駆られ、
写真にはない 絵画のオリジナル色を出そうと、常に考えている!この水滴の垂れも
その表現の一つです!」とおっしゃいました。
なるほどぉ~。。。
もう一つ。スズメ絡みの作品。ご覧の通り、タイトルも可愛らしく「c-h-u-n」
ここにも一居さんのこだわりが、いっぱい詰まっています。
作家は常に オリジナル性を出す事が要求されるのでしょうね。たくさんの芸術家の中で
自分の色を出すことの難しさ。常に新しいことを求めてチャレンジするその姿勢に
作家という仕事の厳しさと偉大さを垣間見た思いがいたしました。
一居孝明展
会期:平成25年2月24日(日) ~ 3月10日(日)
時間:午前10時 ~ 午後5時(最終日は午後4時)
場所:ギャラリー楽座(ゆう壱番街商店街通り みのや茶舗まえ)
TEL:0749-65-0393
作家の一居さんは 3月2日(土)、3月3日(日)午前、3月10日(日)在廊予定。