本日2回目のアップは個人的な内容です。
つい先ほど見た NHKクローズアップ現代「徹底追跡・精子提供サイト」
その放送内容に、驚きと戸惑い、その他複雑な気持ちを抱きました。
まず、不妊治療として第三者の精子提供を経て子供を授かる方法は
存じていましたが、それが医療行為ではなく個人間で行われ、果てには
不妊治療ではなく、未婚女性の 我が子が欲しいという目的のために
行われているという現実。
妊娠・出産の数からすれば、このような妊娠・出産のケースはまだまだ
稀だと思います。
しかし、不妊治療の手段の一つとして個人間の提供を受けているご夫婦は
まだ気持ちがわからないわけではありませんが、結婚はどうでもいいけど
自分の子が欲しい!そして、出産適齢期というタイムリミットのある中で
この方法を選択した!という女性の気持ちは、私には共感できません。
現在2児の母である私も、子供が大好きで、我が子を授かったことへの
喜びは計りしれません。しかし、子育ては一言で語れるほど簡単な事では
ありません。子供が生まれたら、その子が成人するまで如何に色んな
悩みを抱えるか、彼女たちは想像できているのか?
日本生殖医学会理事長 吉村さんが不安視されている事は
いちいち もっともなことで、生まれてきた子供自身の気持ちが
まったく考えられていない気がします。
子供が大きくなって、自分の出生について聞いてきた時、ちゃんと向き合って
答える自信が彼女たちには あるのでしょうか?
そして、その子供たちは、それを納得するのでしょうか?