皆さま、こんにちは。
先週末に開催されました、アートインナガハマ2014スタッフ反省会&懇親会。
毎年、作家さんのアンケート・スタッフのアンケート等をもとに今年の
アートインナガハマを振り返りながら、今年の運営の反省点・来年に向けた課題等を
議論いたします。議論といっても、この場では問題提起程度で、突き詰めた策などは
来年度になってから!ですが・・・笑
ところで、作家さんにいつもご協力いただいております作家アンケートですが
作家さんがこの結果を知る機会はございません。
なので、このブログにて、少し作家さんのアンケート結果をご報告いたします。
アンケート項目の中で、昨年度より大きく変更した交流会スタイルについての
質問がございます。
・クーポン形式についてどう思いますか?
良い試みだと思う → 63%
意味のない試みだと思う → 11%
どちらともいえない → 26%
・クーポン券はお使いになりましたか?
クーポン券のみ使用した(1000円分のみの飲食券) → 13%
使用しなかった → 36%
クーポン券 + 追加で支払って飲食した → 51%
この結果に対して、商店街飲食店関係者からは、今まで交流会で飲食していた分(金額)が
商店街に流れてくれるのはありがたい!という意見も出されました。
商店街の活性化や、長浜の名物を味わっていただいたり、地元のお店を知っていただくという点で
ひとまず、好評と捉えて良いのではないかと思います。
昨年・今年より出展されている作家さんには まったくご存じないと思いますが、
その前まで、アートインナガハマでは1日目の夜に作家・スタッフの交流会を
開催しておりました。
この交流会のスタイルは、事前に参加申し込みをされている作家さんを対象に、
1日目が終了したあと 曳山博物館広場にお集まりいただき 参加費1000円にて、
食事と飲み物(フリードリンク)を提供し、食事を交えた交流をしていただくという企画でした。
このスタイルについて、下記の質問をしております。
・交流会はあった方がよいですか?
良い → 52% なくても良い → 48%
良いと答えた(52%)方について、
・交流会の場を設けたら、参加しますか?
参加する → 43% その場にならないとわからない → 57%
う~ん・・・なかなか、難しい数値ですね(汗)
このあたり、各々ご意見はあると思いますが、作家さん全体の意見として
ご出展いただいた作家さんに知っていただくのも大事かと思い、公開いたしました。
続いての質問ですが
・作家選考について、他のイベントの選考との違いを感じますか?
感じる → 41% 感じない → 40% 無回答 → 19%
・出展にあたり もっとも重視することは何ですか?
作品への評価 → 28%
売り上げ → 29%
自分を知ってほしい → 27%
その他 → 16%
(リピーターとの交流、地元の方との触れ合い、新しい人との出会い等)
昨今、このようなイベントが増えておりますが、28年続いているアートインナガハマの
コンセプトは、あくまでご自分のオリジナル作品を 展示・発表していただく機会を作り
ここを出発点として、多くの作家が生まれてほしい。市民の皆さま、また来場者の皆さまとの
交流を通して、創作活動の糧にしていただき、日本内外に大きく羽ばたいていってほしい。。
この点を、第一目的に考えており、そのあたり 選考に通った作家さんがどうお考えか?
スタッフとして、是非とも知りたい点でした。
結果からすると、作品の評価や知名度を上げたい!という思いの一方で、
やはり、すべては売れなければ始まらない!という現実的な意見が
拮抗する結果となりました。
来年は29回を迎えるアートインナガハマ。
この結果を参考に、同様のイベントの中でも ぜひアートインナガハマに参加したい!!と
作家さんに思っていただけるイベントに進化していけるよう、スタッフ一同思いを共有して
懇親会へ突入しました
こちらでは、ちょっとサプライズの発表もあり(笑)、和気あいあいとした
楽しい会になりました
お集まりいただいたスタッフの皆さまも、今回はお越しいただけなかったスタッフの皆さまも、
第29回アートインナガハマでは、どうぞよろしくお願いします