セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

ボランティア得手・不得手

2015-09-03 | セカンドライフ
  出かけたついでに、喫茶店で本を読みたくて入った。
地元の常連さんと思われるお客様が入ってゆっくりお茶をして居た。私は比較的空いているテーブルに席を取り、大好きな珈琲をオーダーして本を読見始めていた。
       
程なくして85歳位と思しき、お婆さんが近くへ座り「若い人はいいわよね眼が良いから本が読めて・・」「そうでも無いですよ、きつくなってきて・・」と答えた。お婆さんは私の素生調べをしたり、訊いても居ないご自分の、これまでの人生を語ったり、にこやかに話しかけて来た。40分位会話をしていると、同年位のお2人が割り込んできて、友達の様に話しかけて来た。既にその頃は読書は諦めて、会話に入っていた。
そう言えば、ボランティアの中に高齢者のお話を聞くと言うのが有る。私は結構お喋りだとは自覚をしているけれど、知り合いと話すのは楽しいけれど、初対面の方と人生論を語り合うのは非常に苦手だと言う事が分かった。2時間半位同じ席に居たけれど、私が逃げ出す様にカフェを出て来なければ、お婆さん達は幾らでも話しかけてくる勢いだった。
その年齢で、喫茶店に来て語らう方達は、とっても幸せな人達だと思う。
喫茶店のお兄さんは、何度もお水を持って来て呉れたけど、そんな例が有るのかもしれない。私はぐったり疲れてしまった。お喋りって自分が楽しまなくては疲れるものなのね。真面目にボランティアをしている人も居る。尊敬してしまう。私一寸凹んでしまった。ぐったりアミーでした。