それは去年の秋。
心臓もかなり弱ってきて、夜になると
ゴホッ ゴホッ ゴホッ。。。ケンは咳の連続で。
咳込むたびに、ベッドからフローリングへ下りてはうろうろと苦しそうで。
しかもフローリングで滑ってしまい、よく転ぶようになっていて。
空気の乾燥もよくないし、寝室の空気もきれいにしてあげないと。。。
炭を置いたり、空気清浄機したり。
それにフローリングはもうダメかもー。
それまでは、毎晩夜になると重たい空気清浄機&加湿器を、
よいしょ よいしょ と1階の寝室まで運んでいたのだが。。。
それも大変、フローリングも危ない、
そんなことから、家族全員2階のリビングでのお布団生活となりました。
母ちゃんベッド派人間で、しかもかなりやわらか~いのがお気に入り。
パパも結婚前は布団派だったのが、母ちゃんの影響で、母ちゃん以上にベッド派に。
寝室にあるベッドも、我が家には不釣り合いなキングスダウンの一番分厚いのを使用。
そんな生活をしていたために、始めの布団生活、それは過酷でしたー。。。
朝起きると全身打撲のような痛さがね。。。
それもこれも愛するケンのため、慣れるのにそうとうな時間がかかったけど。
今では普通に寝ています。
そう、介護には適応力も必要なのだっ。
今日はそんな介護生活の一部をご紹介。
見て驚くような生活ですよ~
↓ ココはリビングですからね~。 ( ウソでしょーーーーっ、と万人の声が聞こえてきますぅー )
①~⑦ の部分はケンのゾーンです。
① 丸いベッド
② 細長いベッド ( ①のベッドより数センチ低いもの )
③ クールマット ( ②のベッドよりさらに数センチ低いもの )
④ 介護マット ( ③のクールマットと同じ高さ )
⑤ お水入れ ( 滑らないようにゴムマットの上にあります、お口をすぐに拭けるようハンカチ有り )
⑥ ほんの少しの隙間ですがトイレまでのアプローチも滑るので、洗濯の出来る敷きマット敷いてあります。
⑦ 造り付けのケンのトイレ
注) ケンの敷物やらベッドはすべて洗濯出来るものです。
パパと母ちゃんで、ケンの方を頭にして寝ています。
ケンがしっこやらお水飲み、あとは苦しそうに咳込むときにすぐに気付くようにねっ。
始めの頃は2人ともが起きていたのがね、
適応力にすぐれた母ちゃんは次第に慣れてきちゃって、
朝まで何も気が付かずにぐっすり。。。なことが多くて面目ない次第です。
その点、パパはねすぐに気がついて、
トイレの介護、水飲みの介護、毛布をかけたり、取ってあげたり、
朝まで一生懸命です。
さすがに疲れてる晩は、気がつかないときもあり、
そんなときは偶然にも母ちゃんが飛び起きて、介護しています。
見事なまでのチームワークなのだっ。
( 母ちゃん大きなことは言えないけれど。。。 )
↓ こんな感じで、ケンを囲むように見守りながら過ごしています。
まだまだ改良の余地ありですが。
お気づきの方も数人いらっしゃると思いますが。。。
さあ、これがお客様が来るとなると
さぁー、大変なのであります。
部屋を片付けるのレベルではなくぅー。。。そう、模様替えな騒ぎ
我が家に来て下さった方々、想像付かないだろうな~、実はこんな生活してました~
あっ、私が座っていたところパパさんの布団? 私の座っていたところは母ちゃんの布団だーっ、
って声が聞こえま~す
これ見ても凝りづに、また来てくださいね~
ちゃんとお掃除するからね~
先日の検査で、今までにない悪い結果となりました。
もう基準を超える注射の量にすることになりました。
でもねっ、その翌日すごい元気なケンなんだよ~
先生&機械、間違えてんじゃないの~? ( ポジティブすぎる母ちゃんの頭 )
本日も、楽しく愉快な介護生活をみんなで送っていますケン一家で~す