今年の夏、お盆は、
つよしにとっては、新盆にあたりました。
ですが、宗教的には、
亡くなってすぐに成仏し、
その後はこの世には2度と来ないのだそうだ。
その代わりに、追善供養を行うと良いらしい。
前に心に引っかかる事がありました。
四十九日の納骨のとき、
位牌に魂を入れてもらおうと持っていきましたが、
もうあの世へ逝ったので魂なんて無いのだと。
結局のところ、坊主の都合だ。
魂入れもない、この世に居ないのに、
なんで追善供養なんかするのだ。
残された者が心から供養するのが1番なのだ。
そう、前回の事で確信。
毎日手を合わせ、
あの世で幸せでありますように。
もし生まれ変わるのならば、
今度は幸せな家庭に生まれて来るのだよ。
病気一つせずに大往生するのだよ。
朝に晩に手を合わせている母ちゃんです。
そんな事もあり、
さて、お盆、どおするか、、
何もしないと、つよしの母親が狂ったように電話してくるに違いない。
提案してみました。
母ちゃんがみんなの宿代を出すので、
つよしの思い出の軽井沢へみんなで行きませんか?
つよしの好きだった場所を案内します。
母ちゃんの弟、母ちゃんの母に連絡、
予定を空けてくれました。
ところが、つよしの実家側、
6名を誘いましたが、
つよしの姉が、
『母との旅は気が進まない』
えー?
実母なのにー?
それに、旅ではないのだよ。
つよしの供養だよ。
あんぐりしていると、
『私(つよしの姉)と、母ちゃんと、笑ちゃんだけで行こうよ』
もう、無しにしようかなと思っていたら、
↑の連絡で。
義理姉も、実母原因で精神科へ通っている状態、
ここで断ると、また、面倒になる。
仕方なく、↑のメンバーで行きました。
↑のメンバーならば、あえて暑い夏ではなく、
グリーンシーズンでもいいじゃないか。
少し前倒しで行ってきました。
闘病中も、コロナを避けるために、
よく歩きました。
その時の写真です。
だけどもう、つよしは居なくなり、
寂しい散歩。
鴨つけ汁蕎麦。
つよしの好きなお蕎麦でしたねえ。
美味しそうに食べていました。
このときの席から見た景色です。
きれいでした。
今回は、つよしは居ません。
次に来たら、胡桃蕎麦を食べようね。
約束していました。
母ちゃんと、あなたの姉と食べますよ。
んー、つよしは美味しいって食べたかなー、
母ちゃんは一回食べればそれでいいかな。
つよしが一緒なら、美味しいって食べたかもしれないねえ。
あなたの姉とじゃ、、、
宿に着きました。
つよしのことを伝えたら、
号泣していたよ、宿の人。
自分の親も同時期に病と闘っていたんだって。
重なるものがあったんだねえ。
翌日、ミスアナベラさんへ。
ここは、つよしもお世話になったので、
同じく伝えたよ。
とても残念がっていたよ。
どこへ行っても、つよしへの思いのある人ばかり。
伝えるのも本当に辛いよ。
闘病中、よくタリアセンも歩きました。
何を思っていたかなあ。
また一緒に歩きたかったよ。つよし。
形は違えど、また連れてくるからね。
こんなカタチの新盆にしたよ、つよし。
みんなを連れて来れなくてごめんね。
義理母とお姉さんの仲が最悪だよ。
私から見たら、、、
どっちも、どっちだよ。
2人はよく似てる。