笑日和

わんこと楽しく

CT画像までもが愛おしくて。

2022-06-06 21:14:06 | 笑ちゃんカルテ。

長いような短いような1週間を過ごして。

またまた東大へ行って来ました笑ちゃんです。

前夜、夜ごはんまで、朝はごはん抜き、

お水も6:00まで。

朝1番9:00に受付を済ませて、軽く説明を聞いて、

笑ちゃんはCT検査のために奥のお部屋へ行きました。

 

わんこのCT検査は全身麻酔。

終わるのは夕方4時。

あさ、どうする?

先ずは、ベタなところでコチラにご挨拶。

 

上野先生とハチ公。

上野先生は、笑ちゃんの今の父ちゃんの歳で亡くなっているのだなー。

53歳。

まだまだ若い。

こんな若さで突然に亡くなったんだもの、

そりゃー、毎日帰りを待ちますねぇ。

 

そんなことを感心している場合ではありません。

どうか笑ちゃんがCT検査頑張ってくれますように。

そして、少しでも良い結果がでますように。

お願いします。

 

像にお願いをしても仕方がないのですが。

もう、何にでもお願いしたい気持ちでした。

 

雨模様なのに、じっとはしていられずに、

東大の周りをうろうろしたり、

歩き疲れて、車で寝たり。

 

やっと夕方の4時になり。

笑ちゃんも麻酔から覚めて。

CT検査の結果を聞きました。

 

笑ちゃんのかかりつけ医の最初に言っていた、

まあ、その通りの結果でした。

 

位置が悪い。

大きさ。

良いものではない。

 

小さな身体なので、全身をCT画像。

お鼻から、お口、歯、頭、背骨、内蔵、

画面が変わるごとに、本当に可愛くて、愛おしくて。

よく頑張ったなぉと思いました。

 

手術はできても、かなり厳しく難しい手術になる。

全部は取り切れない、血管を押しているので。

手術中に亡くなるリスクは3割。

手術をしても取り切れないので再発をする。

 

手術をしない場合、腫瘍から出血を起こし突然死の可能性。

 

笑ちゃんの場合、手術ができるのは今回だけだそうだ。

 

手術をしても再発したら、また腫瘍は大きくなり。

そのときのために、分子標的薬を考えるかどうか?

まだ数字的に効果があるかどうかは、、なとこらしい。

 

まあ、いろいろお話を聞いて、

今、この時代にできる最善を。

初代ゆうくんのときも最善を尽くし。

先代ケン坊のときも最善を尽くしたので。

笑ちゃんにも、今、現代の最善を尽くします。

 

万が一の場合、笑ちゃんの余命は1週間となります。

大きな山を越えて生還できたなら、

1日でも多く生きていけたなら、

もしかしたら新しく素晴らしい薬ができるかもしれない。

 

最後の1日まで、笑ちゃんも頑張ってくれると思います。

CT検査後、しっぽを振って出てきた笑ちゃんは、

父ちゃんと母ちゃんを見てほっとしました。

 

東大の帰り道、笑ちゃんかかりつけの病院に寄りました。

 

 

そしてお家に帰る頃には、

元気いっぱいの笑ちゃんに戻りました。

『元気そうに見えますが、身体の中は一大事です』

 

そう言われてきた笑ちゃんです。

 

おもちゃで遊ぶ姿を見ると、

本当かなー? と、

この期に及んでまだ信じ難い。

 

肝細胞癌。

沈黙の臓器とは耳にしても、

見事なまでに、沈黙しています。

わんこの肝臓には抗がん剤は効かないそう。

 

本日はCT検査での結果。

 

実際お腹を開けてみて、

これはダメだ、となれば、

何もせずに直ぐにお腹を閉じるとのこと。

人と同じですねぇ。残酷。

 

こんなことを言われるくらいなのに、

本当に本当に沈黙しています笑ちゃんの肝臓。

 

笑ちゃんかかりつけの病院の主治医が指名してくれた

ドクターに加え、専門分野のドクターも加わり、

万全の体制で取り組みます。

 

その言葉と、笑ちゃんの生命力を信じて。

 

今日は疲れた、

部屋の灯りを消して布団に入りながらのブログ更新。

頭元で、笑ちゃんがぴーぴーおもちゃで遊んでいます。

 

ねぇ、笑ちゃんよ、

あなた本当に身体の中、一大事なの?

 

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