長いような短いような1週間を過ごして。
またまた東大へ行って来ました笑ちゃんです。
前夜、夜ごはんまで、朝はごはん抜き、
お水も6:00まで。
朝1番9:00に受付を済ませて、軽く説明を聞いて、
笑ちゃんはCT検査のために奥のお部屋へ行きました。
わんこのCT検査は全身麻酔。
終わるのは夕方4時。
あさ、どうする?
先ずは、ベタなところでコチラにご挨拶。
上野先生とハチ公。
上野先生は、笑ちゃんの今の父ちゃんの歳で亡くなっているのだなー。
53歳。
まだまだ若い。
こんな若さで突然に亡くなったんだもの、
そりゃー、毎日帰りを待ちますねぇ。
そんなことを感心している場合ではありません。
どうか笑ちゃんがCT検査頑張ってくれますように。
そして、少しでも良い結果がでますように。
お願いします。
像にお願いをしても仕方がないのですが。
もう、何にでもお願いしたい気持ちでした。
雨模様なのに、じっとはしていられずに、
東大の周りをうろうろしたり、
歩き疲れて、車で寝たり。
やっと夕方の4時になり。
笑ちゃんも麻酔から覚めて。
CT検査の結果を聞きました。
笑ちゃんのかかりつけ医の最初に言っていた、
まあ、その通りの結果でした。
位置が悪い。
大きさ。
良いものではない。
小さな身体なので、全身をCT画像。
お鼻から、お口、歯、頭、背骨、内蔵、
画面が変わるごとに、本当に可愛くて、愛おしくて。
よく頑張ったなぉと思いました。
手術はできても、かなり厳しく難しい手術になる。
全部は取り切れない、血管を押しているので。
手術中に亡くなるリスクは3割。
手術をしても取り切れないので再発をする。
手術をしない場合、腫瘍から出血を起こし突然死の可能性。
笑ちゃんの場合、手術ができるのは今回だけだそうだ。
手術をしても再発したら、また腫瘍は大きくなり。
そのときのために、分子標的薬を考えるかどうか?
まだ数字的に効果があるかどうかは、、なとこらしい。
まあ、いろいろお話を聞いて、
今、この時代にできる最善を。
初代ゆうくんのときも最善を尽くし。
先代ケン坊のときも最善を尽くしたので。
笑ちゃんにも、今、現代の最善を尽くします。
万が一の場合、笑ちゃんの余命は1週間となります。
大きな山を越えて生還できたなら、
1日でも多く生きていけたなら、
もしかしたら新しく素晴らしい薬ができるかもしれない。
最後の1日まで、笑ちゃんも頑張ってくれると思います。
CT検査後、しっぽを振って出てきた笑ちゃんは、
父ちゃんと母ちゃんを見てほっとしました。
東大の帰り道、笑ちゃんかかりつけの病院に寄りました。
そしてお家に帰る頃には、
元気いっぱいの笑ちゃんに戻りました。
『元気そうに見えますが、身体の中は一大事です』
そう言われてきた笑ちゃんです。
おもちゃで遊ぶ姿を見ると、
本当かなー? と、
この期に及んでまだ信じ難い。
肝細胞癌。
沈黙の臓器とは耳にしても、
見事なまでに、沈黙しています。
わんこの肝臓には抗がん剤は効かないそう。
本日はCT検査での結果。
実際お腹を開けてみて、
これはダメだ、となれば、
何もせずに直ぐにお腹を閉じるとのこと。
人と同じですねぇ。残酷。
こんなことを言われるくらいなのに、
本当に本当に沈黙しています笑ちゃんの肝臓。
笑ちゃんかかりつけの病院の主治医が指名してくれた
ドクターに加え、専門分野のドクターも加わり、
万全の体制で取り組みます。
その言葉と、笑ちゃんの生命力を信じて。
今日は疲れた、
部屋の灯りを消して布団に入りながらのブログ更新。
頭元で、笑ちゃんがぴーぴーおもちゃで遊んでいます。
ねぇ、笑ちゃんよ、
あなた本当に身体の中、一大事なの?