笑日和

わんこと楽しく

何事もなかったかのような。

2022-06-17 21:58:09 | 笑ちゃんカルテ。

本日、笑ちゃんを迎えに行きました。

待合室で待機していると、

奥のお部屋から、研修医の先生に抱っこされた笑ちゃんが出てきました。

 

呼ばれた父ちゃんと母ちゃんが、

椅子から立ち上がるのを見つけると、

笑ちゃん大喜びでした。

 

ひとしきり父ちゃんに身体を擦り付けて甘えたら、

すまし顔でちょこんとお座りです。

 

やっと迎えに来たー、って感じです。

 

わんわん鳴いたり、なんてウソのよう。

大人しくしていますよ。

 

ほっとしたんでしょうねー、

 

術後服を着せられた笑ちゃん、眠り始めました。

 

病院の前で。

 

大きな手術でしたが、

《ふるまいの悪さ》作戦で、

7泊8日するはずが、

4泊5日で退院を勝ち取りました笑ちゃんです。

 

とは言うものの、

経過も順調で、自宅へ帰ってもいいでしょう、

の、お墨付きです。

 

帰りの車の中で、

 

ほっとしたんでしょうねぇ。

もしくわ、吠えすぎて眠いのか?

目が充血していたので、

ぐっすり眠っていなかったのかなー?と思います。

 

ちょっと痩せてしまいました。

 

ですが、ごはんをぱくぱく食べるので、

少しずつ、元に戻れるようにしますかね。

 

年に2回の健康診断を受けていた笑ちゃん。

毎回エコーの検査も受けていました。

4月の健康診断で腫瘍らしき影が見つかり、

5月に再検査。

先生も慌てるほどのスピードで大きくなっていました。

すぐに東大へ予約の連絡を入れてくれましたが、

なかなかの混み具合で、

初診が取れたのが、5月の末。

その翌週にはCT検査、

そのまた翌週には手術の流れでした。

 

かかりつけの先生の慌て方。

東大の先生の《そうゆっくりはしていられない》の言葉。

 

実際にお腹を開けたら、

CT検査では6cmの腫瘍と言われていたものが、

実際には12〜13cmもありました。

写真で見せてもらいましたが、

これで生きていたのか、と思うほど。

 

血管を腫瘍が押している、と言われていたものは、

実際には、大事な静脈を腫瘍が覆っていました。

 

CT検査の結果と、実際のお腹の中の状態は、

開けてみないと。

そう言われていましたが、

想像以上の差でした。

 

今回の手術で、取り切れる部分はかなり取れましたが、

やはり血管に着いてるものは、取れませんでした。と。

かなりぎりぎりまで取ってくれたようで、

実際、血管に1ミリの穴が開く、と言う、

緊張が走った瞬間もあったようですが、

幸いにも、その穴は塞げたようで、

生きて退院ができました笑ちゃんです。

 

病理検査の結果が出たら、

かかりつけ医の先生と、

東大の先生と、

父ちゃんと母ちゃんとで、

今後の相談をしていこうと思います。

 

一刻を争っていた笑ちゃん、

まさに、危機一髪でした。

これからの日々は、神様が新たにくれた命だと思って、

1日、1日を楽しく過ごしていければと思います。

 

ぎりぎりのところで生きていたのに、

大きな手術をひとりで乗り越えたのに、

父ちゃんと母ちゃんは、

笑ちゃんを病院に置いて帰っちゃったのに、

 

何事もなかったかのように、お迎えを喜んでくれて、

何事もなかったかのように、立って、歩いて、

何事もなかったかのように、ごはんをぱくぱく食べてくれて、

何事もなかったかのように、ぴーぴーおもちゃで遊んで、

今、何事もなかったかのように、家で眠っています。

 

皆様のおかげです。

ありがとうございました。

 

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