本日、笑ちゃんを迎えに行きました。
待合室で待機していると、
奥のお部屋から、研修医の先生に抱っこされた笑ちゃんが出てきました。
呼ばれた父ちゃんと母ちゃんが、
椅子から立ち上がるのを見つけると、
笑ちゃん大喜びでした。
ひとしきり父ちゃんに身体を擦り付けて甘えたら、
すまし顔でちょこんとお座りです。
やっと迎えに来たー、って感じです。
わんわん鳴いたり、なんてウソのよう。
大人しくしていますよ。
ほっとしたんでしょうねー、
術後服を着せられた笑ちゃん、眠り始めました。
病院の前で。
大きな手術でしたが、
《ふるまいの悪さ》作戦で、
7泊8日するはずが、
4泊5日で退院を勝ち取りました笑ちゃんです。
とは言うものの、
経過も順調で、自宅へ帰ってもいいでしょう、
の、お墨付きです。
帰りの車の中で、
ほっとしたんでしょうねぇ。
もしくわ、吠えすぎて眠いのか?
目が充血していたので、
ぐっすり眠っていなかったのかなー?と思います。
ちょっと痩せてしまいました。
ですが、ごはんをぱくぱく食べるので、
少しずつ、元に戻れるようにしますかね。
年に2回の健康診断を受けていた笑ちゃん。
毎回エコーの検査も受けていました。
4月の健康診断で腫瘍らしき影が見つかり、
5月に再検査。
先生も慌てるほどのスピードで大きくなっていました。
すぐに東大へ予約の連絡を入れてくれましたが、
なかなかの混み具合で、
初診が取れたのが、5月の末。
その翌週にはCT検査、
そのまた翌週には手術の流れでした。
かかりつけの先生の慌て方。
東大の先生の《そうゆっくりはしていられない》の言葉。
実際にお腹を開けたら、
CT検査では6cmの腫瘍と言われていたものが、
実際には12〜13cmもありました。
写真で見せてもらいましたが、
これで生きていたのか、と思うほど。
血管を腫瘍が押している、と言われていたものは、
実際には、大事な静脈を腫瘍が覆っていました。
CT検査の結果と、実際のお腹の中の状態は、
開けてみないと。
そう言われていましたが、
想像以上の差でした。
今回の手術で、取り切れる部分はかなり取れましたが、
やはり血管に着いてるものは、取れませんでした。と。
かなりぎりぎりまで取ってくれたようで、
実際、血管に1ミリの穴が開く、と言う、
緊張が走った瞬間もあったようですが、
幸いにも、その穴は塞げたようで、
生きて退院ができました笑ちゃんです。
病理検査の結果が出たら、
かかりつけ医の先生と、
東大の先生と、
父ちゃんと母ちゃんとで、
今後の相談をしていこうと思います。
一刻を争っていた笑ちゃん、
まさに、危機一髪でした。
これからの日々は、神様が新たにくれた命だと思って、
1日、1日を楽しく過ごしていければと思います。
ぎりぎりのところで生きていたのに、
大きな手術をひとりで乗り越えたのに、
父ちゃんと母ちゃんは、
笑ちゃんを病院に置いて帰っちゃったのに、
何事もなかったかのように、お迎えを喜んでくれて、
何事もなかったかのように、立って、歩いて、
何事もなかったかのように、ごはんをぱくぱく食べてくれて、
何事もなかったかのように、ぴーぴーおもちゃで遊んで、
今、何事もなかったかのように、家で眠っています。
皆様のおかげです。
ありがとうございました。