はざまの庵

分類し難い存在を愛でる覚え書き by aiwendil お気軽にコメントをどうぞ。

<font size="-3">『考え方』が動きだす~佐藤雅彦研究室のアニメーション・スタディ~</font>

2004-12-28 07:01:05 | 佐藤雅彦
佐藤雅彦ファンに朗報です!
佐藤雅彦研究室のアニメーションを特集した番組が放映されるようです!
以下、佐藤氏の事務所TOPICAのHP(こちら)から詳細を抜粋しますと・・・・


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新年1月3日(月)の夜に佐藤雅彦研究室のアニメーション特集番組が、NHK教育テレビで放映されることになりました。
正月中ですが、時間が許せば是非ご覧ください。


≪参考までに詳細を載せておきます≫
タイトル:『考え方』が動きだす 
     ~佐藤雅彦研究室のアニメーション・スタディ~
テーマ: animation for concepts
媒 体: NHK教育テレビ
日 時: 1月3日 22時30分~ 1時間番組
出 演: 佐藤雅彦 ピーター・バラカン 慶應大学佐藤雅彦研究室 
撮 影: ホンマタカシ ほか


番組解説:従来のアニメーションとまったく違う流れが、生まれている。
慶應大学の佐藤雅彦研究室が生むアニメーションが、それである。
佐藤研の作るアニメーションは、最初から感性に委ねるのではなく、どれも『考え方』ということを基にしている。
一口に考え方といっても数多くあるが、例えば、計算機科学や脳科学といった分野にその基を求め、それを研究、発展させ視覚化させている。


番組では3部構成で
第1部  計算機科学とアニメーション 、
第2部  pro-gramという考え方、
第3部  脳科学とアニメーション」 

  
佐藤研としては、制作したアニメーションの公開は初めて。
番組中では、佐藤研が制作した数多くのアニメーション映像を中心に、
その基になっている概念・原理の解説や映像制作の様子、
佐藤雅彦の講義(ワークショップ)、脳科学の実験の様子等を
はさみつつ新しい表現方法を伝える。

 
ピーター・バラカンがナレーションと出演、
佐藤雅彦本人も出演している。
要所要所で流れるホンマタカシ撮影の佐藤研の研究室風景も瑞々しい。

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だそうです。
前々から佐藤氏の声、というか語り口を聞いてみたいと思っていました。存外早く念願が叶いそうです(^^。
佐藤研のアニメーション作品が見られるということは、「動け演算」や「Bounting Numbers」を実際に見られるということ・・・・?
期待が高まります。とにかくとにかく楽しみです♪




<font size="-3">鼻行類@「日本獣医畜産新報(JVM)」12月号。</font>

2004-12-28 00:20:46 | 日記・エッセイ・コラム
「日本獣医畜産新報(JVM)」の12月号を見て仰天しました。
珍しいペット動物を紹介するコーナー「あんなペット、こんなペット」の特集がなんと、「鼻行類」だったのです(笑)!
念のために申しますと、この「鼻行類」というのは、架空の動物。しかし、学術書の体裁を借りて詳細な生態を描いた本(シュテュンプケ著「鼻行類-新しく発見された哺乳類-」)が出版されており、知る人ぞ知る幻獣として有名になりました。この「鼻行類」という本は、芸術的なまでに見事な内容もあいまって、稀に見る奇書として知られています。
さて、ブレイクコーナー的な特集とはいえ、その「鼻行類」を学術雑誌が取り上げたのです! そのことに私は快哉を叫んでしまいました。「偉いぞ、JVM事務局!」と(笑)。
日本の学問世界もユーモアセンスが上がってきたということなのでしょう(^^。
なんとも驚いた、そしてなんとも嬉しい発見でした。