はざまの庵

分類し難い存在を愛でる覚え書き by aiwendil お気軽にコメントをどうぞ。

行ったもの、行けなかったものメモ。

2009-07-11 01:58:00 | お知らせ
すっかり放置しておりましたが、徐々に復活の兆し。
みなさまいかがおすごしでしょうか。
あまりあちこちのサイトもチェックしておらず、相当にいろいろ疎くなってしまいました。
コメントやメールをいただいていた方、申し訳ありません。
まだしばらくばたばたしそうですが、とりあえず、4月以降何とか行けたもの、行けなかったものをざっくりメモ。

・4月17日 仙台市博物館「朝鮮王朝の絵画と日本 ~宗達、大雅、若冲も学んだ隣国の美~」
若冲目当て。思いがけず紙織画との比較展示がなされており興味深し。個人的には、紙織画と升目書きは全く異なるものであるという印象を受けました。3期に分けて「白象群獣図」「鳥獣花木図屏風」等が展示されるというので全期行くつもり満々でしたが、その後ふたたび体調を崩して第1期のみしか観られなかったのが悔しいところ。しかし第1期のみであっても盛りだくさんで充実の作品群は圧巻でした。
実は巡回展だったらしいのですが、それにしても、
栃木県立美術館 http://www.art.pref.tochigi.lg.jp/jp/exhibition/t081102/index.html
や静岡県立美術館http://www.spmoa.shizuoka.shizuoka.jp/japanese/exhibition/kikaku/2008/06.php
岡山県立美術館http://www.pref.okayama.jp/seikatsu/kenbi/exh_0906-07.html
に比べて仙台市博物館http://www.city.sendai.jp/kyouiku/museum/tenrankai/year/index.htmlの広報のやる気のなさが勿体無くてしょうがない。せっかくの企画展が不憫です。

・4月24日 が~まるちょば「silent comedy japan tour 2009」http://www.gamarjobat.com/index.html
@青年文化センター。当日券での鑑賞。が~まる劇場といくつかの小品、そして大作「街の灯」。モヒカン頭の二人組が繰り広げる、確かなパントマイム技術に裏打ちされた爆笑と感動の無言劇。
上質のエンタテインメントだと思います。2008年の公演に続く2回目の鑑賞ですが、安定した内容に感服。来仙の際にはぜひまた観たい舞台です。今回の演目の中では「やかん」が好きでした。

・5月27日 ラーメンズ「TOWER」
@青年文化センター。2年ぶりの公演。前作の完成度が高かっただけに今作は不発感がぬぐえず。残念な印象。

・7月11日 国立新美術館「野村仁 変化する相―時・場・身体」
http://www.nact.jp/exhibition_special/2009/03/nomura.html

・7月11日 21_21 design site 「骨展 骨とデザイン つくられた骨、未来の骨」
http://www.2121designsight.jp/bones/

・7月11日 横浜開港Y150
仙台からの格安夜行寝台ツアー(583系)での参加。開港博には見向きもせずに同行者と美術館をめぐるが、夜にせっかくだからと「ラ・マシン」の蜘蛛と「BATON」を鑑賞。
ラ・マシンのパフォーマンスは圧巻。以前映像に魅せられて「巨人の神話」「スルタンの象と少女」のDVDを購入したのだが、蜘蛛でこれだけの存在感を誇るのであれば、巨人や象はどんなにか素晴らしいものであっただろう、と焦がれる。近くにいると音楽が聞こえにくいのが少し残念。
あまり真面目に観ていないので何とも言い難いけれど、ざっくりした印象では、横浜開港博自体は施設と広報は立派だけれど内容が伴っていない感が否めず。私にとっては観るべきものは蜘蛛だけ、という感想を抱きました。
この日はあわよくば上野の森美術館の「ネオテニージャパン」も観ようと考えていたものの、体力が追い付かず、断念。巡回展の秋田か新潟に期待。