ミッション・インポッシブルな通勤。

印象的だった遠征話もありますが、まずはこちらから。

金曜にタイヤ販売・交換をことごとく断られ、土曜はいたしかたなくそのまま東京遠征。
帰路、日曜夜に新幹線を降りてみれば、あたり一面真っ白。
が～ん。
JAFへ問い合わせてみると、レッカーは３時間待ち。
しかも、近隣はどこもタイヤ品薄であるとの情報。
火曜から天気が回復するという話も聞き、検討した結果、その駅に車を乗り捨てました。
その日はひとまずタクシーで帰宅。
そして月曜。
車のない月曜。
そう、ここは田舎。
車なしで動くのは不可能に近い田舎。
ということで、突如ミッション・インポッシブルな通勤が展開いたしました。
（脳内BGMでお読みください）

まずは４時起き。
３０分歩いて最寄り駅へ。
始発電車に乗り、北へ。
電車を降り、ローカルバスへの乗り継ぎ。
その時間は３分。
乗り遅れると次のバスは４時間後。スリリング。
無事バスに駆け込み、揺られること約４０分。
職場に着いたのは始業１時間前。
ということで、往路は通勤成功。

そして復路。
終業後に乗れるバスがないので、事情を話し万障繰り合わせて１時間の休暇を取得し、早退。
バスは案外早めにやってくる。
４時台にしてそれが最終便。スリリング。
予想外の時間に迫り来るバス。
間に合わない？
存在をアピールしてみつつ、前に回り込む。
運転手に行き先を叫ぶと、じつは別方面行きのバス。
誤認。
定刻少し前に到着する本命バス。
今度は無事乗り込み、揺られること約４５分。若干遅延。
しかし電車の待ち合わせ時間は余裕の２０分。楽勝。
が、ひとつ陥穽。
駅舎にはもちろん暖房皆無。極寒。
手袋が無いことを悔やむ。
やがて待ちわびた電車。乗って、南へ。
最寄り駅で下車。
ふたたび徒歩。３０分。
月が明るい。
影の林を抜け、ようやく帰宅。

本日の総通勤時間、３時間３０分。
自家用車の場合の３倍以上。
これが田舎の現実。
どうしようもなく厄介だけれど、どうしようもなくいとおしい。
この現実と向き合いつづけねばならない人々に幸いを。

なお、ミッション・インポッシブルな通勤は明日まで続きます（笑）。