ただ今、NHK総合で、なんと、ポアンカレ予想の番組が放映されています!
NHKスペシャル「100年の難問はなぜ解けたのか~天才数学者 失踪の謎~」と題して、数学上の世紀の難問ポアンカレ予想にまつわるもろもろを映像を駆使してイメージ的にわかりやすく紹介。
さまざまな数学的トピックや数学者たちのドラマが描かれています。
なかなか面白いです。
数学や数学的な概念、奇想伝奇の好きな方にはおすすめです!
追記:再放送日程は、2007年10月24日(水) 深夜【木曜午前】0時20分~1時19分 NHK総合
だそうです。
見逃した方、録り逃した方はチャンス!
追追記:数学は敬遠したいけれど数学者たちの世界に興味をお持ちの方へおすすめの本2つ、ご紹介。
「ペトロス伯父とゴールドバッハの予想」。
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=hazamanoiori-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4152083360&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>
数論の世界の難問「ゴールドバッハの予想」に取り憑かれた数学者の数奇な人生を、これまた数学的センスに恵まれた甥の目を通して描いた物語。甥と叔父の織りなすドラマと知的好奇心をくすぐる内容が面白い良書かと。
上記NHK番組に登場したペレリマンの心境がほんの少し理解できる鍵になるかも。
「博士の愛した数式」
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書店員おすすめランキングや映画化で一躍有名になった感動話本ですが、こちらも数学者を扱った内容。
同じく数論寄りの話題が多数登場します。「ペトロス伯父と~」を読んでから読むと、また理解が広がるかも。
NHKスペシャル「100年の難問はなぜ解けたのか~天才数学者 失踪の謎~」と題して、数学上の世紀の難問ポアンカレ予想にまつわるもろもろを映像を駆使してイメージ的にわかりやすく紹介。
さまざまな数学的トピックや数学者たちのドラマが描かれています。
なかなか面白いです。
数学や数学的な概念、奇想伝奇の好きな方にはおすすめです!
追記:再放送日程は、2007年10月24日(水) 深夜【木曜午前】0時20分~1時19分 NHK総合
だそうです。
見逃した方、録り逃した方はチャンス!
追追記:数学は敬遠したいけれど数学者たちの世界に興味をお持ちの方へおすすめの本2つ、ご紹介。
「ペトロス伯父とゴールドバッハの予想」。
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数論の世界の難問「ゴールドバッハの予想」に取り憑かれた数学者の数奇な人生を、これまた数学的センスに恵まれた甥の目を通して描いた物語。甥と叔父の織りなすドラマと知的好奇心をくすぐる内容が面白い良書かと。
上記NHK番組に登場したペレリマンの心境がほんの少し理解できる鍵になるかも。
「博士の愛した数式」
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書店員おすすめランキングや映画化で一躍有名になった感動話本ですが、こちらも数学者を扱った内容。
同じく数論寄りの話題が多数登場します。「ペトロス伯父と~」を読んでから読むと、また理解が広がるかも。
自分は(理系にあこがれる)文系人間ですが、とてもわかりやすくて目が離せませんでした。
宇宙は最大で8つの図形から成っていて、
宇宙を一周させたロープを回収できたら宇宙は概ね丸いと言える、というくだりとか、
テレビの前でおぉっ!って言っちゃいましたよ。
不勉強で知らなかった知識を見せつけられたのと、
それが自分にも理解できたのとに驚いたわけです。
最後は、なぜか涙が出てきました。
緻密に作り込まれているにも関わらず息苦しくなかった。
クオリティの高い番組だと思いました。
短編映画みたいな感じもしました。
観終わってaiwendilさんの実況おすすめを偶然見つけ、これまたびっくり。
うれしくなったのでコメント残していきます。
図書委員歴が長かったせいか、レビュー癖がついてしまって困りものです(笑)。
以前、キュレーターみたいだと言われたことを思い出しました。
>白パンさま
数学は究極の科学で、しかも容赦ない才能の世界なのですが、極めれば極めるほど哲学の世界に近づいてゆくような気がして興味深いです。
サイモン・シンの「フェルマーの最終定理」だったか「暗号解読」だったかに分野の特徴を示すこんな小話があった(はず)なので紹介しておきます。
あるとき、イギリスの化学者と物理学者と数学者が列車でスコットランド旅行に出かけた。
車窓から見える羊が黒いのを見て化学者がこう言った。
「ほう、スコットランドの羊は黒いのか。」
すると物理学者が言った。
「いやそうじゃない、スコットランドにいる羊のうちの少なくとも一頭は黒い、ということだ。」
化学者と物理学者が険悪なムードになりかけたとき、ずっと黙っていた数学者がふと歌うようにこう言った。
「スコットランドには少なくともひとつの原っぱがあって、そこに羊のように見える動物がいる。そして、その動物のすくなくとも片側は黒いのさ。」
なかなかうまいとこを突いた小話だと思います。
なお、記憶に頼っているゆえ多少脚色が入っているかもしれませんが、あしからず。
トポロジーでは、面は幽霊の様にお互いにすり抜ける為、途中複雑に結び目が出来る様に動かしても、すり抜けて結び目は出来ず、この4種類の方法で作った形に還元されます。②で2回転させて元の位置に戻しても、面と面がすり抜ける為、ドーナツ形になります。③の途中で引き返すことを2度行った場合は、変形すると単なるドーナッツ形になります。輪が元の位置に戻る動かし方は、この基本的にはこの4種類のみです。ただし、途中の動かし方の変化が②③④には3種類あります。②について言えば、前記方法と、回転の途中で引き返し、来た輪を取り巻く様に大きくし、また元の進行方向に引き返しながら輪を小さくして元の位置に戻す方法(ホースを内側が外側になる様に外側にひっくり返えして剥き、また外側が内側になる様に内側にひっくり返した上で切り口をつなげた形=変形させても、ドーナツの外側に縦方向[ドーナツを横たえた時]に折り返せない輪が残ります)、逆に途中で引き返しながら輪を来た輪の内側に入り込む様に小さくし、また元の進行方向に引き返しながら輪を大きくして元の位置に戻す方法(ホースを外面が内側になる様に内側にひっくり返した上で、今度は内面が外側になる様に外側にひっくり返し切り口をつなげた形=幾ら変形してもドーナツの内側に縦方向の折り返せない輪が残ります)の3種類です。2回この操作を行うと変形すると唯のドーナツに戻ります。③について言えば、移動の途中に②の場合と同じ動きを入れる方法です。変形しても折り返せない縦の輪(ホースの切り口と同じ形の輪)がクラインの壷に残ります。この場合、内面と外面が繋がっている為、外側の輪を移動させれば内側の輪となる為同じ形と言えます④について言えば、単純にぐるりと一回動かす方法(○②と同じ形)と、輪を2回転させて元の位置に戻す方法(ドーナツの縦断面は一筆書二重丸=◎②と同じ形)と輪を∞の様に動かす方法(ドーナツの縦断面は∞=∞②と同じ形)の3通りありますが②と同じ形になります。3回転させた場合、変形すると唯のドーナツになります。∞の○が3つになる様に動かしても、変形すると唯のドーナツ形になります。以上述べた、Ⅰ球体・Ⅱドーナツ形・Ⅲ内側に折り返せない横の輪のあるドーナツ形・Ⅳ外側に折り返せない横の輪のあるドーナツ形・Ⅴ内側に折り返せない縦の輪のあるドーナツ形・Ⅵ外側に折り返せない縦の輪のあるドーナツ形・Ⅶクラインの壷・Ⅷ折り返せない縦の輪のあるクラインの壷の8種類の基本形が存在します。この8種類の形は幾ら伸縮し、面と面をすり抜けさせても他の形にはなりません。上記以外の輪と動かし方の組合せでは、3次元閉多様体にならないことが分かります。つまり、物の形はこの8種類の組合せで作られていることが分かりました。Ⅱ.Ⅴ.Ⅵではドーナツの穴が引っ掛りロープは回収出来ません。Ⅲ.Ⅳ.Ⅶ.Ⅷでは面の内側と外側が繋がっており、ロープの輪の中に縁の無い面(どこまでも続く面)が存在する為、ロープは回収出来ません。ロープを回収できる形はⅠの球体のみです。宇宙を構成している部分に、球体以外の形が一つでも含まれている場合は、ロープを回収することは出来ないのです。従ってロープが全て回収出来た時、この宇宙は『おおむね丸い』と言えます。
コメント発見遅れました。申し訳ありません。
詳細な解説ありがとうごさいます。
私自身、トポロジーについては考え方の入口を齧っただけだったのでたいへん参考になりました。
本筋とは外れますが、読みながらふと、ものごとを考えたり理論を積み重ねてゆくにはイメージの力が重要なのではないかと思えて感慨深かったです。