鳩を拾いました。
いや、正確には、鳩を保護する手伝いをしました(^^;。
出張の帰りに某大形スーパーで買い物をして外に出ると、雨の中駐車場をハトがうろうろしていました。
明らかに不自然。
近寄ってみると、脚に標識が。
どうやらレース鳩のようです。
野生動物なら手出し無用で放っておく主義ですが、飼養動物ならば話は違います。
捕まえられるか様子を見ていると、気がつけばスーパーの店員さんが傍らに。
「捕まえられればカゴにでも入れておくんですけど、私、触るの苦手なんですよ・・・」と店員さん。
微妙に逃げる鳩を刺激しないよう追いかけること約5分、確保成功。
店員さんの用意した即席鳥かご(買い物カゴを二つくっつけたもの。ナイスアイデア。)へ無事保護しました。
「あとはこちらでやります」とのことなので、レース鳩であることを説明し、脚輪の電話番号と飼い主名を読み上げ、連絡してみるよう助言。
あとは水と餌を与えた上で、布をかけて保温できそうな場所に置いておくよう指示してきました。
電話の市街局番からすると、そう遠い場所ではなかったようなので、おそらく一両日中には飼い主の元に戻ることでしょう。
よく考えると、雨の中、夜の駐車場で鳩を追いかける人間の図は笑えます(^^;。
そして、気がつけば色々指示していた自分。
腐っても鯛、ならぬ、応用でも獣医。
臨床から離れてからずいぶん経ちますが、やっぱり自分は獣医師なのだなあと帰りの車を運転しながら感慨深かったです(笑)。
いや、正確には、鳩を保護する手伝いをしました(^^;。
出張の帰りに某大形スーパーで買い物をして外に出ると、雨の中駐車場をハトがうろうろしていました。
明らかに不自然。
近寄ってみると、脚に標識が。
どうやらレース鳩のようです。
野生動物なら手出し無用で放っておく主義ですが、飼養動物ならば話は違います。
捕まえられるか様子を見ていると、気がつけばスーパーの店員さんが傍らに。
「捕まえられればカゴにでも入れておくんですけど、私、触るの苦手なんですよ・・・」と店員さん。
微妙に逃げる鳩を刺激しないよう追いかけること約5分、確保成功。
店員さんの用意した即席鳥かご(買い物カゴを二つくっつけたもの。ナイスアイデア。)へ無事保護しました。
「あとはこちらでやります」とのことなので、レース鳩であることを説明し、脚輪の電話番号と飼い主名を読み上げ、連絡してみるよう助言。
あとは水と餌を与えた上で、布をかけて保温できそうな場所に置いておくよう指示してきました。
電話の市街局番からすると、そう遠い場所ではなかったようなので、おそらく一両日中には飼い主の元に戻ることでしょう。
よく考えると、雨の中、夜の駐車場で鳩を追いかける人間の図は笑えます(^^;。
そして、気がつけば色々指示していた自分。
腐っても鯛、ならぬ、応用でも獣医。
臨床から離れてからずいぶん経ちますが、やっぱり自分は獣医師なのだなあと帰りの車を運転しながら感慨深かったです(笑)。
素敵です
惚れ直しました*^^*
おはずかしい(^^;。
脱水状態の仔猫に補液したこととか、牛の分娩介助で胎位整復したこととか、劇的な体験を色々思い出しました。
野戦病院的な、基礎的な応急処置程度ならどうやらまだ通用しそうです。車に聴診器ぐらい積んでおこうか知らん(笑)。
でも、小動物臨床の世界は日進月歩。下手に触ると火傷しそうなので要注意です(^^;。
私もスーパーの店員さんと同じ。気持ちはあっても触ることすらできません、多分……。小さな命、守るすべを知ってるって頼もしいです。
>レース鳩であることを説明し、脚輪の電話番号と飼い主名を>読み上げ、連絡してみるよう助言。
>あとは水と餌を与えた上で、布をかけて保温できそうな場所>に置いておくよう指示
おれが店員だったら、むむむっ!何ヤツ?!って思ったに違いない(笑)
偶然居合わせることって、もはや必然。
どーにもならないことも、どーにかなるもんです。
だけど、自分だったら保護した後、どうしていいかわからずオロオロするのが関の山・・。
このハトさん、とてもナイスなお方に助けられて運が良かったですね~♪
鳥類は哺乳類と違うので、診療については全く自信無しです(^^;。
(だって、赤血球に核があるんですよ! 哺乳類とは内臓の造りも違うし、組織もまったく違うのでナンダカヨクワカリマセン! 使っちゃいけない薬も多いです。)
でもまあ、保定のしかたくらいは身についておりましたのでよかったです。
下手に持つと骨折させたりしかねませんので、対応できて幸運でした。
その後、気になって少し調べてみたら、鳩搬送用の宅急便なんてのもあるようです。
レース鳩は数百キロを旅する場合もありますから、当然、途中で迷ってしまうこともあるんですね。
そういう迷い鳩専用の輸送手段として着払いの鳩便があるようなんです。
いやあ、いろいろな世界があるものです。
まずは日本鳩レース協会へ連絡を!
脚輪番号から身元が知れるかもしれません。
↓日本鳩レース協会HP(→リンク)より引用
-------------------------------
※迷鳩 メールでの照会
・・・・・・・・・・・・・・
※迷鳩照会専用フリーダイヤル
0120-810118
(通話料金無料)
9:00~17:00まで受付
第1、第3、第5土曜日は
12:00まで
*迷鳩相談以外の通話はご遠慮
下さい
----------------------------------
羽根が折れているとのことですが、どの部分から折れていますか?
胴体との付け根ですか? それとも翼の真ん中からですか?
骨も筋肉組織もすっかり切れているのでしょうか?
血はまだ出ていますか?
まずは止血と保温、それから水と栄養給与です。
もしもまだ出血がひどいようであれば圧迫するか糸などで縛るかしてとにかく血を止めます。
じわっと滲んでいる程度なら自然に止まりますので、無理に止血の必要はありません。
それから、保温します。
もしも体が濡れているならばドライヤーなどで乾かしますが、このとき、熱すぎる風が直接当たらないよう工夫しながら乾かします。
段ボール箱の底に使い捨てカイロなどを敷き、その上に新聞紙を、さらにタオルを何枚か重ねます。
カイロの熱が直に伝わって熱くなり過ぎないよう気をつけてください。
水は底が浅くて口の広い容器に入れ、箱の中へ入れておきます。
餌は鳥の餌が良いでしょうが、鳩は基本的に雑食なので、パンなどで代用しても大丈夫だと思います。
箱には布をかけて暗くし、静かな場所へ置いておきます。
気になるとは思いますが、あまり頻繁にのぞかないほうが良いです。
無事長らえてくれることを祈ります。
状態がわからないので、これくらいしか助言できません。
まずはこれにて。
のちほど同内容でメールします。
とりあえず元気とのこと、安心しました。
メールの件ではあまり参考にならなかったかもしれませんが、とにかくがんばってください。
応援しています。