はざまの庵

分類し難い存在を愛でる覚え書き by aiwendil お気軽にコメントをどうぞ。

動物園スケッチツアー。

2007-05-04 00:30:28 | さもないこと
昨日5月3日は、仙台市の八木山動物園へ行って参りました。
ひと月ほど前から動物を描きたい熱が上昇していたものの、なかなか足を運べずにいたところ。
今回ようやく望みが叶いました。
しかし、あいにくの連休。
仙台圏はどこもかしこも渋滞。
バス利用で着いてみれば、既に13時。
ゾウが描きたくてとりあえずクロッキ-20枚ほどを描き散らした後、水彩に移るも、途中でゾウが帰ってしまったため下の一枚で時間切れ。

Elephant_pic01
久々の水彩。植え込みで見えなかったため、足から下は想像で描いております(笑)。ゆえに少々奇妙。

あまり絵に時間を割くことができず残念。
連休中にリベンジを果たしたいです。

ゾウが帰ってしまった後は、せっかくなのでいろいろ回ってみました。
じつに十数年ぶり。昔とはだいぶ動物の見せ方が変わっていて少し驚きました。
猛獣ゾーンとアフリカゾーンが変化著しく、動物の生活区域を外界とは区切って、自然に活動する動物が観られるよういろいろな工夫が施されているのがわかります。通路や外壁も綺麗になって、見た目にも映える造りになっていました。
ただ、その代わりに通路が狭くなり、混雑を起こしやすくなっているのが難点。
一方通行なうえ、係員が『通路では立ち止まらないようにしてください』と常時注意しているような状況です。
これでは、動物の『生態』を『観察』することは少々難しいのではないかと感じました。
見世物的なアミューズメントとしてはこれで良いのかもしれませんが、動物園の存在意義というものを考えるとなかなか難しいジレンマがあるように思えます。
教育、啓発、保護、研究、繁殖、という多岐にわたった動物園の使命が少しでも市民に理解されることを願ってやみません。

以下、写真を少々。

定番のおっさん臭いカンガルー。
カンガルーは妙に人間くさいような気がします。
Kangaru01

若いホッキョクグマのカイ(♂)。
なかなかサービス精神旺盛。
Polerbaer01
近寄ってきます。

Polerbaer02
さまになるポーズ。

Polerbaer03
か、かわいいぞ。

Polerbaer04
かと思うと瞑想的な表情も。

Polerbaer05
犬座姿勢。

そして、本日のマイベストがこれ↓。
Encounter
お互いに興味津々といったところ。微笑ましい。

なんなんでしょう、この可愛らしさは。
シロクマはズルいですね(笑)。

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