なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

一年の計

2010-01-02 00:02:50 | Weblog
 「一年の計は元旦にあり」と言う言葉は子供時代にはごく普通だった筈です。
  イヤ、最近でも年初の有名人やスポーツ選手へのインタビューでは「年の初めに当たり、今年はどんな1年にしたいですか?」という質問は定型ですから、これは実質的に”1年の計”です。
 私は改まってこういう質問を受けるような立場では無いので、陳腐な質問にあらかじめ応えを用意して置くことも無いので気は楽だし、実際にも何も考えずに年の初めを迎えている。

 子供時代ですとこういうテーマで作文を”書かされ”るので、否応なく一年の計を立てさせられて、発表させられたり、書き初めにしたりしたものです。
 しかし、必ず一年の計の裏側には「三日坊主」という言葉がついて回る。
  さて、どんなことを年頭に考えたのか・・・
 「今年は日記帳をつける」・・・こういうのが多かった。
  新しい日記帳を用意する。
 しかし、初めの2,3ページだけを使用し、後ろの362日分は白紙のまま。
  こういう無駄に気がつき、専用の日記帳では無くて普通の学習ノート・大学ノートを日記帳にして、初めの2,3ページは日記として使用し、そこから後ろは普通の学習用に転用したものです。
 子供ながら合理的と言うかいい加減と言うか・・・。

 もう少し成長すると、無駄な努力はしなくなるもので、新年に日記帳を用意することも無くなり、同時に「一年の計」とも疎遠になって行きました。
 職場では年頭の所長挨拶などにはまだ生きている言葉ではありますが、個人的には「恒例の」がつきそうな感じ・・・マア、仕事に関してはこういう目標と言うものも必要かも知れませんが。
 個人的には「そういう生真面目な生き方は私らしく無い」というイメージだし、「我を見失うな」と言う感じ。
 
 年の暮には職場にかけて置くカレンダー新年用にを変えます。
  課全体としては予定を書き込めるもの2、見やすいように壁に貼っておくもの1で、これらは出入りの方から戴いたものから選びます。
 それと戴き物の中から卓上カレンダーを選んで机の上に置く。
  年によっては使い勝手が良さそうな手帳を選んで使います。
 
 さて今回、カレンダーとか手帳などの戴き物を置いてあるところで物色していると普通のノートサイズの黒いビジネスダイアリーが残っていた。
 ハードカバーで厚手のタイプです。
  毎日の記録とか予定とかを書きとめるだけならメモ用紙を箱の中に取っておくとか、目玉クリップで整理すれば良いので、こういう立派な感じのダイアリーを使うとなると途中で投げ出せない、、、初めから「選ぶなら覚悟して取れ」です。
 迷った挙句、この大層なビジネスダイアリーを選んでしまいました。
  予定も書けるし、ちょっとした日記帳でもあります。
 
 俗に「三日、三月、三年」という言葉があります。
  何かを始めたならまず初めの三日、次の目標は三カ月継続すること、そして三年続くようなら一生続く。
 ダイアリーは12月29日から使い始めたので、とりあえず三日はクリアー・・・長い一年が始まった。