なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

情けない負け

2010-01-26 05:05:22 | Weblog
 久し振り(3日ぶりくらいですが)ネットで打ちましたが、これが何とも情けない負け方でした。
 何が情けないって・・・
  素人でザルですから、チョンボ・勇み足はヘボ碁にとっては情けない度合いでは罪が軽いでしょう。
 プロの故御大だって、「チョンボさえなければ俺が一番強い」と言ったとか言わないとか・・・それくらいですから、素人にチョンボはつきものだし、囲碁のチョンボは麻雀のチョンボとは違うのだから落ち込むのはおこがましい。
 「敗軍の将兵を語らず」と言うけれど、これはチームで戦う時に自分の意図通りの働きを兵がしなかったことにについてあれこれ言わないとい事で、個人戦の囲碁では敗軍に将も兵もいなくて、作戦を立て実施する全て自分の責任。
 
 それでも、何かをやろうとして失敗したのなら、反省はするけれど許せる。
  どこが間違っていたのかが分かれば、いつかはそれが生きて来るはずですから・・・。
  あるいは間違いは発見できないとしても、それは課題として記憶に留めれば良いと言うことです。
 いずれにしても失敗ならばそれはいつかは生きて来る可能性はある・・・0では無い。
 但し、「失敗はしていないが負ける」という結果、これが一番悪い要素を含んでいると思うのです。
 失敗はしていない=何もしないで負ける。
  マラソンなら、スタートからゴールまでただ相手の後を走っただけ。
 途中仕掛けて粉砕されたのならまだ救われるけれど、非勢を意識しながらも挽回の手を打たずに負けた!
 これは一番恰好悪い負け方です。

 「このままでは負ける」と思いながら負けました。
  負けたことより「負け方が最低」でした。
 と言う事で今夜は少々凹んでいます。