タイトルに星目と書きましたが正しくは井目なんでしょうね。
井の字形で井目、最近は星に全て置き石を置くので星目・・・マア堅いことを言わずに。
6日は本年度最初の水曜日で、私の平日休業日で何も義務的なスケジュールは無い日。
おまけに女房殿はまだ学校が始まらないので今日は休業、息子も春休み・・・平日なのに我が家は全員休みの日で、なんだかナマケモノ一家のムードです。
朝からネット碁を覗いてみると、これが案外朝から盛況で大勢の人が打っています・・・と言うことは今日は全国的に暇な人が多い一日かも知れません。
さて対局待ちリストを見ると、強豪のM氏がエントリーしていまして、条件はサンサン棋院時間でも早碁でもどちらでも良く、相手も誰でも良いと言うオールかマーです。
こういう強豪に指導して貰うビッグチャンス、めったにない機会です。
と、見ている間にエントリーボードから消えたので、対局リストを見ると対局室の方に移っていました。(しまった!遅かった)
相手は点数から見ると入段直前くらい、あるいは町の碁会所などでは初段格かもしれませんがこの対局は9子局。
Mさんは県代表格に相当する点数で、仮にこのネットでプロと打つとしたらコミ貰いながら先の手合いになるでしょう(勝敗はともかく善戦出来る筈)。
実はこの対局の後ですがMさんをネットでグーグル検索するとヒットするのです。
やはり住んでいる県の大会でベストスリーに入っているし、地方のブロック大会では県のチームの代表の一人になっている。
それでも9子局は上手にとっても大変だと思うのですが、そういう条件でどういう打ち方をするのか勉強させてもらいたいと思い早速入室して観戦しました。
自分では3子局までしか打たないし、ネットでも点数のやり取りの対象となる対局では2子局までですが、でも観戦としては興味はあります。
「必争点を逃していないか?」「一手休みを打っていないか?」「強い石と弱い石を間違っていないか?」「攻められる幻想・恐怖を抱いていないか?」・・・そんなことを考えながら観戦します。
逆に、白にとっては「かさにかかると言うか、”あざとい”というか、下手を力任せに押さえつけるような碁になっているか、あるいはプロのような鮮やかな感じでは無いにしても上手らしい碁になっているかどうか」興味があるのです。
碁は、やはり9目置くだけの棋力差があるのでハンデがありながら黒が押されているようなところはある。
逆に、そうだから9子のハンデが必要なわけですが。
やはり黒の大石が白の包囲の中で目二つで生きたり・・・つまり周辺は白の勢力範囲に変わっている。
それと生きている石に一手入れた感じもある・・・。
「そういう読みなのか」、あるいは「おびえたのか」それとも「それでも勝てる」と考えたのか、この辺の違いは大きいと思う。
厳冬のロシア後退戦では無いですが、多子局はなかなか上手の形勢は良くなりません。
現実に9子局ですから、勝敗を考えたら白の方が大変なことで、問題は9子置いた黒さんでしょう・・・勝敗も大事ですが内容の方がもっと大事。
「9子も置けばどう打っても勝てる・・・」これはこれで黒さんが力を証明したことになるかもしれません。
「9子のハンデを活かして白を攻めきる・・・」それが出来れば苦労は無いかもしれないし、そういう場合逆襲の危険性も大きいのも確か。
「白があれこれ仕掛けても動じる隙を与えない・・・」それが理想かもしれないが、それが出来たら置き石が一つ減るかも。
自分では打ちそうもない9子局をあれこれ考えながら最後まで見させて戴きました。
他の方がどう思うかは分かりませんが、私としては上手の打ち方、下手の心理など、見ていて技量以上に勉強になると思いました。
その後自分でも一局。
相手は少し上手で、2点差ですから私の先でコミ4目半出し。
直前に見ていた9子局が、気持ちだけかもしれませんが案外参考になっていたように思います・・・・。
幸いな結果で、これで今年に入って3勝3敗。
点数で言うと自己MAXの4点手前。
結構苦しい胸突き八丁ですが、なんとかずるずると下がらないで頑張っています・・・今のところ。
井の字形で井目、最近は星に全て置き石を置くので星目・・・マア堅いことを言わずに。
6日は本年度最初の水曜日で、私の平日休業日で何も義務的なスケジュールは無い日。
おまけに女房殿はまだ学校が始まらないので今日は休業、息子も春休み・・・平日なのに我が家は全員休みの日で、なんだかナマケモノ一家のムードです。
朝からネット碁を覗いてみると、これが案外朝から盛況で大勢の人が打っています・・・と言うことは今日は全国的に暇な人が多い一日かも知れません。
さて対局待ちリストを見ると、強豪のM氏がエントリーしていまして、条件はサンサン棋院時間でも早碁でもどちらでも良く、相手も誰でも良いと言うオールかマーです。
こういう強豪に指導して貰うビッグチャンス、めったにない機会です。
と、見ている間にエントリーボードから消えたので、対局リストを見ると対局室の方に移っていました。(しまった!遅かった)
相手は点数から見ると入段直前くらい、あるいは町の碁会所などでは初段格かもしれませんがこの対局は9子局。
Mさんは県代表格に相当する点数で、仮にこのネットでプロと打つとしたらコミ貰いながら先の手合いになるでしょう(勝敗はともかく善戦出来る筈)。
実はこの対局の後ですがMさんをネットでグーグル検索するとヒットするのです。
やはり住んでいる県の大会でベストスリーに入っているし、地方のブロック大会では県のチームの代表の一人になっている。
それでも9子局は上手にとっても大変だと思うのですが、そういう条件でどういう打ち方をするのか勉強させてもらいたいと思い早速入室して観戦しました。
自分では3子局までしか打たないし、ネットでも点数のやり取りの対象となる対局では2子局までですが、でも観戦としては興味はあります。
「必争点を逃していないか?」「一手休みを打っていないか?」「強い石と弱い石を間違っていないか?」「攻められる幻想・恐怖を抱いていないか?」・・・そんなことを考えながら観戦します。
逆に、白にとっては「かさにかかると言うか、”あざとい”というか、下手を力任せに押さえつけるような碁になっているか、あるいはプロのような鮮やかな感じでは無いにしても上手らしい碁になっているかどうか」興味があるのです。
碁は、やはり9目置くだけの棋力差があるのでハンデがありながら黒が押されているようなところはある。
逆に、そうだから9子のハンデが必要なわけですが。
やはり黒の大石が白の包囲の中で目二つで生きたり・・・つまり周辺は白の勢力範囲に変わっている。
それと生きている石に一手入れた感じもある・・・。
「そういう読みなのか」、あるいは「おびえたのか」それとも「それでも勝てる」と考えたのか、この辺の違いは大きいと思う。
厳冬のロシア後退戦では無いですが、多子局はなかなか上手の形勢は良くなりません。
現実に9子局ですから、勝敗を考えたら白の方が大変なことで、問題は9子置いた黒さんでしょう・・・勝敗も大事ですが内容の方がもっと大事。
「9子も置けばどう打っても勝てる・・・」これはこれで黒さんが力を証明したことになるかもしれません。
「9子のハンデを活かして白を攻めきる・・・」それが出来れば苦労は無いかもしれないし、そういう場合逆襲の危険性も大きいのも確か。
「白があれこれ仕掛けても動じる隙を与えない・・・」それが理想かもしれないが、それが出来たら置き石が一つ減るかも。
自分では打ちそうもない9子局をあれこれ考えながら最後まで見させて戴きました。
他の方がどう思うかは分かりませんが、私としては上手の打ち方、下手の心理など、見ていて技量以上に勉強になると思いました。
その後自分でも一局。
相手は少し上手で、2点差ですから私の先でコミ4目半出し。
直前に見ていた9子局が、気持ちだけかもしれませんが案外参考になっていたように思います・・・・。
幸いな結果で、これで今年に入って3勝3敗。
点数で言うと自己MAXの4点手前。
結構苦しい胸突き八丁ですが、なんとかずるずると下がらないで頑張っています・・・今のところ。