「コウの明け暮れ」などと言えばかなりオーバーですが、「三度の飯よりコウが好き」・・・そんなわけはありませんが、ともかく好き。
普通のアマでコウが好きと言うと、「何でもかんでもコウ」とか「僧衣の下に鎧みたいに、コウを恐れる相手をコウをちらつかせて脅かす」みたいな暴力団的なイメージがある。
『私は無実だ』と100%否定は出来ないけれど、これは囲碁の憶え方にも起因するかもしれない。
それはさておき。
コウを恐れて打つ場合、多少は損な取引になる場合は多い・・・つまり多少の損は覚悟で妥協的な着手だったり、コウが発生しないように1手余計に手をかけたりする人はいます。
冷静に考えれば、好き嫌いとか恐怖心でそういう選択をするのは損なわけで、実戦でコウが発生した場合には不利益が生じなければ良いだけの話。
むしろ自分の方がコウ立て等が有利ならば『いつでもいらっしゃい』なわけです。
そういうことを考えながら打つ、そういう打ち方が好きなわけです。
厳密に言うとコウが好きと言うより、コウの可能性も視野に入れてアジとか、打ち切らないで手を残すか残さないのか考えるとか・・・そういうことが好きということです。
尤も、コウを想定してコウ材を増やすことなども考えるわけですから、やはり「あんたも好きネ」ではある。
時には失敗もありますが、そこはそれザルと言うことです。
昨日の碁はそういう意味では少し満足でした。(私の先、コミ半目貰い)
序盤の組み立てからコウ絡みの様相で65手目辺りでコウ取りとかコウ立て、コウ取り返し・・・などと始まりました。
要するに私の隅の石の生死は常にコウ立てに使える状態で進行。
例によって私は多少の薄いところは覚悟で地で先行し、相手はその傷を見ながら打ち進める展開ですから、これは相手も相当コウが好きと言うか、コウを視野に入れている人。
実戦ではコウによる仕掛けを両コウと言う形で凌いで危機を脱しました。
マア、結果が出て見れば「そうなるところ」とも言えますが、その時は接戦でした。
もし、凌げなかったら私の負けで、凌いだ場合は黒が盤面で20目は良いので白の投了でした。
仮にコウ絡みで打たない進行だとすると・・・棋譜を出してシュミレーションすると、この場合は黒に5目程残りそうです。
と言うことは白のコウによる仕掛けは、ラストチャンスと言う意味では正しい選択でしたか。
もしそうなら、「コウによる勝負手が効を奏さず」であってこれは敗因では無い(裏返すと勝因では無い)。
「コウによる勝負手が残っていたので仕掛けが遅れた」のか、「それしか手が無かったのか」・・・棋譜を初めから再現したり、途中まで行ったり遡ったりしたり。
マア難しい、判断出来ない・・・でも楽しい、不思議な遊びですね。
普通のアマでコウが好きと言うと、「何でもかんでもコウ」とか「僧衣の下に鎧みたいに、コウを恐れる相手をコウをちらつかせて脅かす」みたいな暴力団的なイメージがある。
『私は無実だ』と100%否定は出来ないけれど、これは囲碁の憶え方にも起因するかもしれない。
それはさておき。
コウを恐れて打つ場合、多少は損な取引になる場合は多い・・・つまり多少の損は覚悟で妥協的な着手だったり、コウが発生しないように1手余計に手をかけたりする人はいます。
冷静に考えれば、好き嫌いとか恐怖心でそういう選択をするのは損なわけで、実戦でコウが発生した場合には不利益が生じなければ良いだけの話。
むしろ自分の方がコウ立て等が有利ならば『いつでもいらっしゃい』なわけです。
そういうことを考えながら打つ、そういう打ち方が好きなわけです。
厳密に言うとコウが好きと言うより、コウの可能性も視野に入れてアジとか、打ち切らないで手を残すか残さないのか考えるとか・・・そういうことが好きということです。
尤も、コウを想定してコウ材を増やすことなども考えるわけですから、やはり「あんたも好きネ」ではある。
時には失敗もありますが、そこはそれザルと言うことです。
昨日の碁はそういう意味では少し満足でした。(私の先、コミ半目貰い)
序盤の組み立てからコウ絡みの様相で65手目辺りでコウ取りとかコウ立て、コウ取り返し・・・などと始まりました。
要するに私の隅の石の生死は常にコウ立てに使える状態で進行。
例によって私は多少の薄いところは覚悟で地で先行し、相手はその傷を見ながら打ち進める展開ですから、これは相手も相当コウが好きと言うか、コウを視野に入れている人。
実戦ではコウによる仕掛けを両コウと言う形で凌いで危機を脱しました。
マア、結果が出て見れば「そうなるところ」とも言えますが、その時は接戦でした。
もし、凌げなかったら私の負けで、凌いだ場合は黒が盤面で20目は良いので白の投了でした。
仮にコウ絡みで打たない進行だとすると・・・棋譜を出してシュミレーションすると、この場合は黒に5目程残りそうです。
と言うことは白のコウによる仕掛けは、ラストチャンスと言う意味では正しい選択でしたか。
もしそうなら、「コウによる勝負手が効を奏さず」であってこれは敗因では無い(裏返すと勝因では無い)。
「コウによる勝負手が残っていたので仕掛けが遅れた」のか、「それしか手が無かったのか」・・・棋譜を初めから再現したり、途中まで行ったり遡ったりしたり。
マア難しい、判断出来ない・・・でも楽しい、不思議な遊びですね。