坂田先生

先日９０才で亡くなった坂田栄男さんは囲碁の一流棋士でした。
私は、囲碁は学生時代に習い始めたみたいなものですから、
碁界の人たちについて知ったのもそれ以来です。

坂田さんはそのころ名人位を林海峰に奪われて本因坊位だけであったと思います。
最盛期は過ぎたようでしたが私の好みでした。
坂田さんの碁はそりゃあ面白かったんです。
思いっ切りがよくて、ひらめきがあって、意表をつく点があって、
素人にとっても、華がある手を打つ、華がある人と思っていました。

そういう点がニックネームに現れて、
『カミソリ坂田』『シノギの坂田』等々の異名で称されたものです。

囲碁界において一時代を作った方が亡くなられたのは残念なことです。
合掌瞑目。



この写真は昨日の続き。
一枚の写真の昨日は左側、今日は右側。
真ん中辺の後ろの方に立っていて横顔を見せているのが西郷隆盛。
西郷さんの写真は一枚も無いと伝えられていますから
ここに写っている人が名前どおりと分かったら西郷さんも本人と確認できましょう。
前の真ん中に座っているのが坂本竜馬と書かれています。
しかし、高知市内で見たのだから嘘ではないでしょう。