宰相の資格

Ａさんが書かれた「妻木頼黄」なる人物をウィキペディアでみて、周辺も見たら気が付きました。
昨日、狛犬と書いたのは間違いで、獅子でした。
これは獅子でした。


西側の獅子です。


櫻井よしこさん「宰相の資格」読了。
この書は産経新聞「首相に申す」２００５年１０月から２０１１年１月に書かれたものをまとめたものだそうです。
ですから、小泉首相から菅首相までの首相に対するコメントです。

菅直人は東北大震災の前まで、ですから、尖閣諸島周辺への領海侵犯事件が約半分。
改めて思い起こしても腹が立つ。
櫻井さんは冷静に事実を追求している。
なぜ、領海侵犯したものの方が大使を五回も呼びつけるのか？
領海侵犯は国家主権に関わる問題なのに中国に何も言わず、圧力に狼狽する菅は卑怯者だ。
震災の後は書かれていないが、書かれたらどうなるものやら。

鳩山は友愛、
しかし中国に友愛が通じると思うのか！
だから「ルーピー」とワシントンポストに書かれる。
Ｃｏ2２５％削減、よくも思いつきだけで公言したものだ。
国会議員を辞めると言ったときに信じた人はいただろうか。
自らの言葉に不誠実なものが政治家ならば適格性十分。

まとめられているのは、こういう順番。
菅、鳩山、小泉、安倍、福田、麻生の順番。
この菅、鳩山を読んで気分が悪くなるのは普通の人。
もう続きがキチンと、冷静に読めなくなってしまう。

何とおろかな人民大衆か！
こんな者たちを自分達の首相にしてしまうとは！
どういう人間を議員として選んでしまったのか！
今度の総選挙では、懲りもしないで、橋下維新の党が大量当選するだろうし、民主も自民もそのあおりを食らうだろう。
困ったものだ。
私もそのうちの一人だけれど、失敗を繰り返したとしても、今より少しでも良くなることを祈る。

麒麟。


麒麟。