カラスウリの花

今日は晴れ。
暑くてときどき扇風機を回しました。

今朝、今度行く那須岳の天候を確認しましたら雨の予報。
雨なら行きません。
時間は売れるものなら売るほどありますからお天気のときに行きます。
しかし、今回はすんなり計画どおりにいかない。

三浦しおん「まほろ駅前番外地」読了。
この前の「多田便利軒」の続編。
そう相変わらず便利屋さんの仕事ごとの短編になっている。

最初は、恋人から贈られた指輪より一回り大きい指輪を見せびらかす女性の指輪を、パーティのときには持っていない状態にしてほしいとの依頼。
盗んでは泥棒だし、どう対処するかと思ったら、やはり泥棒に近い。

二編目はまほろを仕切るチンピラというか、やくざじゃないかと言うような男たち。
そいつらが本物のやくざのヤクを扱う高校生をまとめて痛ぶるんだから怖い。

それと、バスの運行が間引きになっているのではと便利屋にチェック依頼をしてくるおじいさん。
実際にはおばあさんが出て来る。
一転ほのぼの調でした。

しかし、手順前後じゃないかと思った。
だって、前作の登場人物の紹介が多く出るような仕立てになっている。
それから、映画館のもぎり嬢の話。
これは何だか変な話で読みにくかった。
全体に面白いが女性が書いた作品ではない感じがする。
どうしてそう思うのか？
よくわからない。
女性の著作は最近では益田ミリさんのだけれど小説とは違いますから。

カラスウリの花。

芙蓉の花。

白い花。