あきまさブログ

日々平安なれ

六つ石山の植物など

2012-12-22 | 日記
犬飼六岐「囲碁小町 嫁入り七番勝負」読了。
薬屋さんの娘が、お医者さんに見初められ、その孫の嫁にと乞われ、七番勝負に勝ったらと約束して始まった。
相手変われど主変らずという囲碁勝負。
その頃というのは江戸時代の末期、本因坊秀策の頃。
秀策が名人といわれ七段の格付けの時代。
読み進んでいくと主人公は三段四段かと思われる。
我々の人形町で打った碁を紹介するのに一葉か二葉の写真でしています。
そんなんではとてもじゃないが一局の中の色んなポイントを説明できない。
それと同じで対局の場面が避けられないし、山場を説明されてもよく分からない。
囲碁のことを知らない人にはその程度で良かろうが、ちょっともどかしい。
七番のうちに出てきた人で将棋の加藤一二三九段を髣髴とさせる人物が出てくる。
石を盤にめり込むかと思うくらい打ち付けたり、
お昼休みにこっち側に立って盤を見たり横に立って見たり、
饅頭を五つも六つもむしゃむしゃ食べたり、
うわさで聞いている加藤九段とそっくりな立ち居振る舞いが面白い。
六番まで行って三勝三敗、七番目は本因坊秀策が相手。
その結果は本を読んでください。

今日は朝から寒く、そのうえ雨降り。
新橋に行く気が萎えてしまいました。
おかげで本が読めました。

今日の写真は六つ石山で撮ったもの。

キノコ、道をふさいだ倒木の横に群れてたくさん。
普通なら裏の日の当たらないところに出来そうなのに日当たりに出来ていました。
キノコでもこんなにたくさん群れていると気味がよくない。


スギゴケ、でしょうね。


霜柱、でかい。


これは?アザミじゃないようだけれど・・・




昼ご飯は、野菜とたまごの具だくさんスープで雑炊を作り、足らなかったからミニラーメン、そしてコーヒー、外では砂糖は入れないけれど山では少し。


これが分かりません。
多分、お茶の木。
何だか昔見たことがあるような、ないような。





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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
囲碁小説 (禿やっちん)
2012-12-22 22:53:13
囲碁小説、果たして面白いのかな、こないだ図書館で新本で囲碁文化・浮世絵に映える という本を新品なので借りました、日本での囲碁の歴史、世相がかいてそうです、目次にて、これから少しずつ眺めてみます。
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Unknown (A君)
2012-12-22 23:39:20
加藤一二三で思い出しましたが、つい先日亡くなった米長さんを忍んで「周りが批判する私のカラ咳を単なる癖で気にはならない…と弁護して気遣ってくれるような人だった…」と言っていましたが相手を撹乱しているようで本人も結構気にしていたんですネ。
今日は麻薬になっている佐伯康英「居眠り磐根 江戸双紙」最新41巻を購入、読み切りました。

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みんなは本好き (国ちゃん)
2012-12-23 09:54:29
小生はテレビ好き。
山頂での軽食は格別でしょうね。
今日は「有馬記念」、絶対本命はおらず予想は難しそう。だから幅広く買うのがよさそうだ。
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