土狸庵ゆめ日記

土タヌキおやじのひとりごと。

花実さんのコンサート

2010年03月21日 18時48分35秒 | 日記
昨夜の暴風雨のような天気がうそのような快晴。
だが、ひどい黄砂と強い風に、
周囲のビルや山並みがかすんで見える。

そんな中を藤枝市のこころ庵へ。
こころ庵は、NHKの美の壺にも登場した、
銘仙の展示で有名な古民家ギャラリー。
そこで、地元出身のシンガーソングライター
「花実」さんのコンサートが開かれた。

普段はお客さんが談笑するテーブルのコーナーが舞台。
お客さんは、展示場の和室の方からそれを見るというスタイル。
オーナーのささゆりさんとご主人、友人たちが準備にいそがしい。

そんな中に、美しい銘仙を着こなした若く美しい女性と、
トンビという昔のコートを、これまた見事に着こなした長身の男性が・・・。
それが、今日の主役のお二人だった。

男性はピアノの居崎圭くん。女性はもちろん花実さんだ。
お二人とも、地元焼津の出身というからうれしい!

お客さんは、ちょっと年代の高い女性を中心に満席。
オリジナルからカバー曲、さらに新曲までの春らしい11曲と、
宮沢賢治の童話の朗読まで組み入れた豪華なプログラム。
透明感のある歌声と、かざらないおしゃべりに、
ひきこまれるように聞き入ってゆく。
美しく、楽しく、おだやかな気持ちに浸ったひとときでした。

歌はもちろんだが、彼女の朗読もなかなか良い!
圭くんの演奏にのせて、いくつかの声色を使い分け、
お話をグングン盛り上げてくれる。
子供にもどって、ひざ枕で聞いていたい想いがつのる。

最後にいっしょに写真をとすすめられたが、
この年代の女性は、まぶしすぎて苦手な土タヌキ。
シッポをまいてご辞退するていたらくでした。

ささゆりさん、素敵な時間をありがとう!

写真は、銘仙にかこまれて談笑するお二人とステージのお二人。
下は、小生からの無理矢理プレゼントの一閑張りのバッグを手に、
   ポーズする花実さんと圭くん。