土狸庵ゆめ日記

土タヌキおやじのひとりごと。

出会いはとつぜんに?

2010年05月05日 13時42分31秒 | 日記
ゴールデンウイーク最終日。
良い天気だ、というより暑い!

大井川の河口へ流木を探しに行く。
カップルや家族連れ、釣人たちが、
思い思いに最後の休日を楽しんでいる。

ときおり掃除をされるのか、意外に流木が無い。
吹きだまりのような水辺になんとか見つけて、
大きなビニール袋を手に、目を皿のようにして探す。

目を皿のようにする、というのはどういうこと?
なんて思いながら、宝探しのようでけっこう楽しい。

夢中で足元を見まわしていると、フッと背後に視線を感じる。
ふりむくと、すぐ近くの水面に大きな一羽の鳥が?

どうやら白鳥のようだが種類は不明。
でも、白鳥って冬鳥だろ?、なぜ今ごろ?
それに一羽だけで仲間はいないようだ。

かなり人慣れしているようで、
カメラを向けても逃げるようすは無い。

その表情は餌を催促しているようにも見える。
「あいにく何も持っていないんだ・・・」
孤独な者同士、目と目で会話する。

ほど良い量が拾えたので、帰ることになり、
「じゃあな、元気でな・・・」
目であいさつすると、その場を離れる。

彼女(そう思いたいので)も、
静かに岸辺から離れていった・・・。

土タヌキと帰りそびれた?白鳥の、
静かな出会いの一幕でした。