先日連絡を受けた、菊川市の知的障害者支援施設へ行ってきました。
こちらでは、青年部の皆さんが一閑張りに挑戦しているらしいのですが、
その指導をなさっている先生からご相談を受けたもの。
自宅から、牧の原の茶畑を越えて一時間ほどの高台にある施設でした。
さっそく作業中の皆さんにお会いすると、
不自由な手で必死に和紙を貼っていました。
和紙を貼るだけでも相当な時間がかかっているようで、
日頃の安直なおのれの姿に「喝」を入れられたような心境でした。
これまでの作品は、柿渋を塗っただけのシンプルなものが多く、
それはそれで、何か力強いものが感じられて嬉しくなりました。
秋の遠州横須賀の芸術祭には毎年出展しているらしいのですが、
それでも、みなさんにはそれなりの疑問や悩みがあるようなので、
これからしばらくアドバイスをすることになりました。
新しい喜びを見つけられるお手伝いができたら良いな、と思っています。